パリのマダムの・・・ volume86

『ローマの休日(その3)』

33年ぶりにローマに来たというのに
バチカン詣でもせず
Tevereテヴェレ川も超えず
観光もショッピングも一切なし。

今や、この街のどの観光地も人であふれかえり
美術館も簡単には入れない。

ローマ生活を開始してからのんびり観光巡りするつもりで
今回はホテルライフを楽しんだ。

先ずは
Thermae Romae
テルマエ・ロマエを堪能したお話。

日本ではかなり流行った漫画
その漫画を原作に映画も上映されていたらしいが
私はあまり漫画を読まないし
原作が漫画だったためか映画も見ていないのですが…

ローマ浴場が発達したのは
古代ローマに上下水道を造る土木技術があったから。
ローマ帝国の発展拡大と共に
フランスには、巨大橋pont du Gardポン・デユ・ガールが
イギリスには、バースBath(文字通り“風呂”笑)に
ローマ風呂の公衆浴場が作られました。

私はブダペストにある温泉Spaも訪れたことがあるのですが
温泉大国ハンガリーをローマ帝国が見逃すはずもなく
当時、ハンガリーの温泉に兵士の宿営地も作られました。

ヨーロッパの温泉は日本に比べると
温度はそれほど高くありません。
火山ではない地熱による鉱泉がほとんど。

発達の過程は日本と同じく
社交場の要素が大きく
また湯治場としても発達しました。
ところで、日本人はお風呂好きで、清潔感がある。
いや、世界中見回しても
ここまで清潔アベレージの高い国は無かろう。

ユダヤ人もアラブ人もお風呂の儀式や習慣がある。
じゃあ、…そうでないのは?!
これ以上は突っ込まない(笑)

ローマの高級ホテルには
各々趣向を凝らしたThermae Romae+Spaがあります。

私の泊まったホテルは
石造りのローマ建築らしい風貌に溢れていて
元銀行だったところを改装したものでSpaの受付は2F。
テルマエ・ロマエは地下金庫の跡地。

残念なのはその面影が微塵もないこと。

 
Spaへは水着を着て
お部屋に備え付けのバスローブを羽織って
フェルト製スリッパで来ても良いし
Spaの更衣室で着替えることもできます。

 
私は前者で、更衣室で
別のバスローブと
日本風の畳表を貼った草履に履き替えました。

 
最初に青いライトのついた部屋でミストシャワーを
そしてレインボーカラーのライトのついた部屋で天井シャワーを
別々の個室で順番に浴びます。

 
次に、ハマーム(トルコ風蒸し風呂)

その後、サウナに入って、しっかり体が熱くなったところで
3つのプール(バス?)に入る、という流れ。

最初のものは、あったかいと感じる温度で38℃くらい…

 
2つ目は、入る時に少し冷たいと感じる程度
でも浸かっていることには堪えられる温度。

 
ところが、3つ目
真水かっ?
と声をあげそうになるほどに冷たくて
足先を浸けるのがやっと…

 
冷たい水に浸るというのは
褐色細胞を活発にする効果があるという話も…
(諸説あります)
正に寒冷刺激で細胞が活発化するということらしい。
ダイエット細胞なんて呼ばれることもある
褐色細胞が活発になるのは魅力的ではあるが
あまりの冷たさに早々に出ることにした(笑)

また、おまけ。
私がローマに滞在している期間に
テニスのローマオープンがあって
宿泊しているホテルが
トップクラス選手宿だったので
朝食時はテレビで活躍を見たことのある選手のオンパレード!!

皆さん、バランスのとれた引き締まった体
とチラ見の感想。

でも愛想はイマイチ(試合前だから当たり前かぁ)。

つづく

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