『無知の知 vs Elephant in the room?!』

メディア報道は、コロナが萎んでウクライナにシフトした。まつやまゆみさんも書いてい らしたが、全く同感。ただ、私は、政治家としてのプーチンを称賛した(volume34)手前もあり、無視するのも憚れ、私流の論点で、“深裏読子”になってみた(苦笑)。

まず、ウクライナと日本の関係を調べる中で、へーと驚いたのが、元横綱大鵬。ハンサムなお相撲さん、という朧げな記憶があるが、お父さんがウクライナ人で、お母さんが日本人というハーフだった。知らなかったあ。

さて、フランスでは、TV画面の隅にウクライナ国旗が旗めき、ウクライナ移民受け入れ支援が半端ない。カンヌでもホテルや飲食業の季節労働者とし て雇い入れる手続きが進んでいる。街を歩けば、ウクライナ応援？と思しき配色(濃淡の違いはあるにせよ)のウィンドゥディスプレイ……

一方、プーチン大統領はヒットラーに比較され、ロシア憎しが派手に展開されている。
ちょっと待ってください。ネオナチを謳って鉤十字ウォルフサンジェルという、ナチス党の初期のシンボルを使っているのは、アゾフ連隊なんですけど。ウクライナ民族主義者組織OUNとバンデラ思想の流れを持つ準軍事組織で親衛隊。他にC14（S14）もいる。
土着の過激思想が、外部から扇動されるのが一番危ない。

正規軍の様子はほとんど映し出されず、傭兵や民兵が頻繁に登場。一度も銃を握ったこと
もないような一般志願兵や、受刑者らが恩赦？で兵士に起用される様子まで見せられて、
西側から武器を供給されたとしても、世界屈指の露軍隊に、どうして敵うと思える？

3月8日の国際婦人デー、NATOの公式ツイッターに、ウクライナ女性民兵の写真が載った。ところが、彼女の胸に黒い太陽紀章がついていたのを見逃していた失態で、慌てて削除(苦笑)。Sun wheel(左)は世界の極右団体が好んで使っている。

ちなみに、露軍がシンボルとして使っているのが、Z。夫にとってZは、あくまでも怪傑ZorroのZだが、え？ もしかして、露軍のプロパガンダも、Zorroをイメージした正義の味方アピールなの?!

申し訳ないが、私には、ゼレンスキー大統領がどうにも胡散臭く見える。Dancing with the Stars出身、Kvartal95という劇団を率いる元コメディアンで、“パディントン”では声優、“ルジェンスキー中尉対ナポレオン”ではナポレオン役、“国民の僕”(Netflixで公開中)ではウクライナ大統領を演じたが、何と、同名の政党を作って、実際に大統領になってしまった。

EUは、3月10～11日の２日間、首脳会議を開き、政治、財政、人道面での支援は続けるが、ウクライナのEU加盟については言明しないと発表。その矢先の3月12日、“エッフェル塔が爆撃を受けたら”という、まるで脅しのフェイク映像が出現。因みに、エッフェル塔は最近、電波拡大用アンテナ拡張工事で330mになった。
【ご参考：https://www.leparisien.fr/international/video-si-on-tombe-vous-tombez-une-video-choc-ukrainienne-imagine-paris-bombardee-par-des-avions-russes-12-03-2022-UZHNHCTKSFHEJNUVHAYTH7ZAAI.php】

報道が全て真実とは限らない。ビデオはどこにいても自由自在に作れる。今や、ホンモノかフェイクかわからないくらい技術が進歩し、むしろ、フェイクニュースが多すぎて、事実を流してもデマだと思ってくれる?!までになったという、笑えない現実も起きている。
何より戦争では諜報戦がモノを言う。見える化が進んだ今は政治家も命懸けの攻防だ。

そんな中、3月11日に、仏TVで、福島原発事故から11年、という報道があった。11が気になって、「3月17日まで警戒した方が良いかも」と親友にメールしたら、何と日本時間の3月16日夜に再び東北から関東が揺れた(脅)ので、言ってた本人として正直ビビった。

忘れているかもしれないが、WHO世界保健機構が新型コロナウィルス感染症パンデミック宣言をしたのが、2020年3月11日だった。さらに調べを進めると、ソ連最後の大統領ゴルバチョフ、歴代の最高指導者で最長寿・唯一の存命者だが、党書記長・最高位になった日が、1985年3月11日(驚)だった。妄想に拍車……

ウクライナと言えば、何よりもまず、チェルノブイリ原発大事故が思い出される。Wikipediaに、1986年4月26日午前1時23分(モスクワ標準時)とあったのに反応して、1985年8月12日に起きた日本航空123便墜落事故が浮かんだ。えっ、426=213+213(!!!)

と書いていたら、何と、3月21日に中国東方航空の旅客機墜落事故を知る。乗客123人、乗員9人、計132人安否不明の速報に目が点になった。梧州の山中に垂直落下?!(恐）
(追記)4月5日、NY発Paris行のAF11便が着陸時制御不能となる重大インシデント発生(!!)

3月14-15日連夜プライムタイムの仏国営放送で、アルジェリア戦争のドキュメンタリーが
放映された。1954年11月に始まった約7年半に及ぶ独立戦争、今年の3月19日は戦後60周年だった。アルジェリア独立の裏には、天然ガス資源を巡るエネルギー問題もあったが、天然ガスプラントで起きた襲撃事件を覚えているだろうか。日本企業『日揮』の社員も10名犠牲なったが、日付を調べたら、2013年1月21日、と、ここにも123が……

そしてもう一つ、コルシカ知事殺害容疑で服役中のコルシカ民族主義者イヴァン・コロナ氏が、3月2日に暴行を受けて重体だったが、3月21日に死亡した。またも123……

こうした流れに何か示唆的なものを感じる。私が言いたいのは、人々の感情に訴える出来
事で、日付を記憶させるような心理誘導が行われる作為には意図があるだろう事。一方、
真相の全貌は公表されず、迷宮入りして忘却の彼方に葬られてしまう未解決事件は多々あ
る。どうやら世の中には、超法規的な事を許す権威や権力というものが存在するらしい。

ウクライナには米軍が資金を出したバイオラボが多数ある、という話も出て来た。中国外交部によれば、米国は30カ国に336箇所の生化学ラボを持ち、ウクライナだけでも26箇所ある、と言い出した。米上院の公聴会に、ネオコンのビクトリア・ヌーランドが呼ばれ、認めているという。

西側政府の動きは、Covid-19にしろウクライナ騒動にしろ、まるでお上?から恐喝されているような不自然さが拭えない。共有の利権や汚点を何としてでも隠したい挙動の表れが擁護になるのか。短絡的に考えて、医療マフィアの次は原子力マフィアの騒動?!と思ってしまったが、軍需産業の一端を担う意味では同じ穴の狢? 裏で糸ひくは金融マフィアか?!

戦争、災害、病気の３種は巨大なビジネスツール、戦争では勝ち負けに関係なく武器が売れる。核弾頭はもちろん、防弾チョッキにも有効期限があるらしく、在庫一掃セールにもなる。災害復興では、資材や食材が売れる。病人には医薬が売れる。支援は、貸付であり、商売である。支援金は何に化ける? これぞ支配者側のSDGsだったりして?!(怖)

おまけは、この種の話が好きな人にはたまらないかもしれない……
1ドル紙幣に描かれた、フリーメーソンのプロビデンスの目は有名だが、
実は、ウクライナ紙幣500フリヴジャにも、描かれていたーっ
で、これが、ネットで売買、出回っている、のが、二重の驚き。

支配を読み解く上で、国際金融資本グループに注目したい。金融制度の頂点に君臨するのはバーゼルにある国際決済銀行。各国中央銀行は、財務省債権の調整、外国為替の操作、経済活動を左右。見返りを引き換えに政治家へ協力を仰ぐのは容易なはず。

「商品や貨幣が神となれば、それを生産した者ではなく、所有する者が神の力で支配するようになる」(カール・マルクス)。言い得て妙だが、トロツキーなど、ロシアの革命家に資金援助したのも銀行一族王朝?!のメンバーだった。冷戦期の古い共産主義を一掃し(最後の砦は中国と北朝鮮?)、新手の共産主義を施行したい勢力は同じなのかもしれない。

しかしまあ、お上のしていることはちっともわからん。というより、そもそもわかろうとすること自体が恐れ多いのかもね(笑)。でも、ソクラテスじゃないが、無知の知は大事、そこからが真理追求のスタートになる。だって、有識者の”識”とは、“The elephant in the room”なんじゃないかと思えるんだもの。

結局、プーチンもきっと役者の一人よね。光って見えるのは、その他大勢が大根だから?
ゼレンスキーもやらされている? 殺されずに有事が終了したら、主演と助演でオスカー?!
なんて、おちゃらけを言ってる場合ではないが、二人とも名前はВолодимирヴラ
ジーミル、意味は“世界の支配者、平和の支配者”ですって。Wow!!　ホントかなあ。

以上、“深裏読子”返上、“浅薄書江”でした！ (外電)