Ton Chin Kan シングルマザー奮闘記(その37)

『もういくつ寝ると、夏休み』

今年の上半期は何をして過ごしたのだろうか…
いつの間にか過ぎていった気がしています。
そして、記憶も日々の内容も薄いの何のって。

濃かった記憶といえば
Ton Chin Kanと一緒に過ごした時間が今までの人生で一番長かった
ということかもしれません。

新型ウイルスでの自粛期間中、
誰も怪我をせず
誰もいなくならず
警察沙汰にもならずに過ごせたことが良かった。

それが上半期の一番の思い出です。

何度怒りのピークに達したことか。
沸点は1日に何回も超えましたが、手を出さずに頑張りました(笑)
ぜひとも褒めてください!
私、頑張りました!

そして、全く勉強ができていない一学期。
もちろん夏休みなんてあっても1週間くらいだと思っていました。

と、思っていたのに。
と、喜んでいたのに。

学校からの連絡便りを読んでみると、自分の目を疑いました。
普段ならば学校からのお便りなんてほぼ目を通さない、
そして読んでも忘れちゃうくらいのレベル。

ある日、Ton Chin Kanが帰宅後に珍しくすぐにお便りを渡してきました。
(いつもは2、3日間くらいランドセルに入りっぱなし)

『夏休みに向けて』
「ほう〜ついに手紙がきたか、どれどれ」

(一瞬、絶句)

そして少したってから思わず

「ウッソ」
と一言。

TonとChinが
「ママどうしたの?」
と聞いてきました。

「大変なことが起きたよ。夏休みが1ヶ月もある!!」

そうなのです。
なんら通常と変わらないくらいの量の夏休み。

なんだったら『海の日』くらいからは午前授業だから変わらない。

何が短くなるだー!!
短いのをむっちゃくちゃ期待していた私は久しぶりに落胆してしまいました。

午前授業するならあと2時間くらい授業しても罪にならないよ。
きっとこの世間の感じですとウイルスの第二波で動けないのだから
夏休みはいらないよ。

この様に私の心が叫んでいます。

海もプールもバーベキューも密になります。
だからなるべく避けなさいという注意喚起

今年の夏は何をしたらいいのでしょうか。

想像力が働かない私にはとても難しい課題です。

このまま何も考えずに夏休みを迎えると1日中…
ゲーム三昧な予感しかしません
時間を決めてゲームや動画を見るならばいいのです。
Ton Chin Kanは無視。
約束をして
「わかったー!」
と返事をしてから1時間後。
「いつまでやるの?」
Ton Chin Kan(無視)
「ねー聞こえてる?」
Ton Chin Kan(無視)
「人の話を聞けないならゲーム捨てるから貸して」
Ton Chin Kan「聞こえてるよ!もうママはうるさいなー!」

3人は話しかけ続ける私になんと逆ギレ。
そしてバトルの勃発を自粛期間中、ほぼ毎日、いや数時間おきに繰り返していました。
毎日大騒ぎでバトルをしている我が家でしたので
児童虐待やなんやらで通報されなかったのが本当に奇跡です(笑)

そして長い自粛期間が終わり、学校がやっと再開。

両手を空高く上げて心の底から万歳をして喜んでいたのも束の間
『夏休み』
一気に奈落の底に落とされたのではないかと思うくらい
『ズーーン』と私の心に重くのしかかります。
『夏休み』って長くても10日間くらいで十分な気がするのは私だけでしょうか?!
夏休み期間中トラブルが起きることも多いし
新学期に友達に会いづらくなったり
学校に行きにくくなってしまう子もいるだろうし
生活リズムが乱れたりとよくないことが起こります。
だったら最初から短い夏休みにしたら
ダラダラ過ごすこともなく充実させようと子供たちも考えるはずではないか
と勝手に思ったりします。

海外なら大人も長期休暇をとり子供を連れてバカンスの習慣がありますが、
日本にはそんな習慣は無いですし…
もう、短くてよし!
お願いだから短くしてくださいー!

と言いつつも自分が学生の時は長期休みがどんなに楽しみだったことか!

お分かりかと思いますが、
Ton Chin Kanの母さんは基本的に自分がよければいいと思う酷い奴なのです(笑)

さて次回は「幸せになるために…」です。

皆様実りのある1週間を

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