Ton Chin Kan シングルマザー奮闘記(その16)

『旬のもの』

この時期の旬のものといえば、山菜、葉物野菜、きのこ、果物(いちご、みかん等)、海産物、どれもこれも美味しい物ばかり。
食欲の春です!

寒さを乗り越えるとそれだけで素材達も身が引き締まるのでしょうか?
毎年、素晴らしい出来。
農家さん、漁師さん、自然さんありがとうございます!

かっこつけて「食育」
といいたいところですが、ずぼらな母さんは徹底できませんので、なんとなくゆるーい気分でやっております。
旬のものは旬の時期に食べよう(安いし)ただそれだけ。
スーパーに並んでいる物を無意識にそのまま購入したらそれだけで旬のものが口にはいります。
旬を意識的に購入すると、「我が家は食育していますの」という気分にひたれるのです!

「これは今の時期が一番美味しいらしいよ!」
「なんでー??」
と子ども達。

子ども達との会話も弾みます。
山菜や葉物野菜だとまだチンとカンには抵抗があるみたいでわからないくらい刻んで煮込まなかったら口にもいれてくれないため我が家ではこの時期に積極的に取り入れているのは、果物達。

苺にみかん類、りんご。

みかんとリンゴは特に購入しやすい上、栄養価も高く子ども達も大好き。
苺は特別感を演出や、頑張ったときに。
特にみかんは子ども達も自分たちで剥いて食べてくれるから、私はとっても楽ちんで助かります。
1日3個たべたら医者いらずといわれているくらい栄養があるみかん。
免疫力を高め、動脈硬化を予防し、美肌にも効果があるなんてすばらしい。

しかもこの時期ですとお安い。
ありがとう。

ひとつにみかんといってもたくさんの種類があります。
早生みかん、愛媛みかん、いよかん、ぽんかん、金柑、デコポン、文旦、かるか、せとか・・・
まだまだたくさんあるみかんの家系。

私の中での特別なみかんは、デコポンです。
デコポンを初めて食べたときに私の中では衝撃的なおいしさで、果物というよりかはスイーツだ。とおもった感動を今でもわすれることができません。
そして大人になるにつれていよかんの良さがグッときまして、あの澄んだ甘さの中にくる苦み。たまりません!

そして、大人になってから私が楽しむことができるようになったものといえば金柑です。
幼い頃は母や父が食べている姿をみて、何が美味しいのかが全くわかりませんでした。
皮ごとたべる。。。苦い。。。白い部分が口の中に残る。。。身が少ない。。。

大人になり、味覚が変わったのでしょうか。
金柑がとても美味しく感じています!
ただ、今でもそのまま食べることに若干の抵抗があるので加工したものをよく嗜みます。
例えば、金柑を使ったカクテル。
これが美味しいのです。
金柑のあの苦みが絶妙にお酒と中和してそこにトニックウォーターなどが入るともうグビグビと飲めてしまいます。

とかいいつつもお酒がめっぽう弱い私は一杯で十分ですが。

そしてスーパーにいくと、みかんのように並べられているのが葉物野菜。
この時期にスーパーは鮮やかな緑、緑、緑!になりますね。
一人目の妊娠中、吐き気などのつわりはなかったのですが、食べづわりといわれるものがあり、ひたすらほうれん草小松菜と氷が美味しくてそればかり食べていました。
鉄分の取り過ぎ?にはならなかったらしく、貧血気味でお薬も処方されていました。
どんだけ鉄分が不足しているのだろと不安になりながらも、身体はやはり本能的に旬の美味しい物を欲しますね。

そして、2人目、3人目と葉物野菜さん方にはとてもお世話になり、母さんのお腹の中にいたときにこれでもかと葉物野菜から栄養をもらっていた我が家のTon Chin Kan。

葉物野菜を一応は食べますが食卓に並ぶとテンションが下がる子達になっています。
こちらも卵焼きに混ぜいれたり、ツナマヨネーズと和えたり試行錯誤して食べさせることに必死。
でもですね、私の場合は必死になると疲れちゃうのです。
必死になったのに、喜んでもらえないことを軽く受け流せずイーッとなってしまう私にはストレス。

結果、イーっとなるのが嫌で工夫して食べさせるのはやめました!
といいましても、栄養を摂取することは大事なので他の食べる食材から補います。
お肉や他の好きな野菜や、海産物からも栄養ならたくさんとれるわけです。

楽しく、喜んで食べることが健康に一番。
ここにたどり着いてからは
作っているこっち側のストレスもおかげさまで大分減りました。

食べられなくて怒られる。なんてことも子ども達もなくなり楽しい食卓になります。
(たまに、いや考えると、結構な割合で手抜きします!)

今の時代、インターネットから簡単なレシピをたくさん引き出せて、とても便利。
毎日のことだとどうしてもマンネリ化してしまうのです。
同じような料理が続いてしまうことも多々あります。
「栄養的にどうなのかな?」
とか
「うーん。つまらない」
とおもうので調べたレシピをフルで活用。

最近だと素人さんが考案したレシピで簡単なものでもとても美味しくて、すごいなと感心してしまいます。
センスがあれば料理ももっと楽しいのかな。

子ども達の食べる量がとても増えてきているので、簡単に美味しくて、量を作れる(ここ大事)レシピを探す日々。(考案は出来ません)

一人だったら悩まないご飯も子どもがいるとなんでこんなにプレッシャーになるのだろうか。。。
シンプルに考えろー私の頭―。

だからこそ、旬の食材を身体に取り入れること。
これって一番簡単なことなのに、一番の贅沢かもしれません!

次回は「発表会」です。
それでは皆様実りのある一週間を。

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