Ton Chin Kan シングルマザー奮闘記(その26)

『学校がお休みという状況』

あ~あ、コロナよ。

何が一番辛いかって…
それは、ずっと子ども達が全員、家にいるということ。

こんなに辛いと思わなかった…(涙&笑)

自粛も解除されたので
もうすぐ学校も通常に戻ると思われますが
この凡そ二ヵ月…本当に長かった。

そして良かった!
私、まだ生きてる!!(笑)

コロナよりも
学校や保育園へ行く事のできない
パワー満点の子ども達と
ずっと一緒に家の中にいるという
ありえないシチュエーションから繰り出されるストレスで
頭がおかしくなりかけていましたもので。

というか、なっていました!

辛かった。
毎日、3度、3度 4人分の食事製作
「一回くらい食べなくても死なないわ!」
と自分の事ならそう思えるんだけど
子供たちはそうはいきませんから

見事なくらいに時間通り
「ご飯ご飯!!」
と、ギャーギャー言い出すTon Chin Kanの相手をし

朝一から
「ねーママ! ゲームしていい?」
からのエンドレスのゲーム大会

私「課題は?」
Ton&Chin「大丈夫!」

の繰り返し。

何が大丈夫なんだろうか。
と思いながらも、諦めた私は放置。

副校長先生から、Tonの様子はどうかと連絡がはいったときに
全く課題をしていないことを説明してやりました。

すると普通ならば
「お母さん、がんばってやらせてください」
といわれそうなところ
副校長先生は
「ママ、いいよ! Tonが元気なら良いよ! 何よりも体調と精神状態が大切だから」
と仰ってくださいました。

泣けます。
副校長先生、温っかい。
こんなに温かい先生…他にいるのだろうか。

そして、ここでもう一つ、疑問が…
我が家だけなぜいつも担任の先生ではなくて、副校長先生からの連絡なのだろうか…

そしてその言葉に甘えまくりの母さんは
あと少しで始まる学校生活のための準備を…
準備を…

何もしていないっていう

そういえば、このエッセイで前にもチラッと書きましたが、
まだ新1年生の準備をしていないのです。
あなたは一体全体、この約2ヶ月何していたの?

と気になる方もいらっしゃるかもしれません。

えっとですね…
引きこもりながら、
本を読んでみたり(すぐ読み終えてしまって終了)
子供たちのおもちゃで遊んでみたり(すぐに飽きて終了)
お菓子を作ってみたり(汚されてイライラして終了)
料理をさせてみたり(包丁をもっている姿をみたら怖くなって終了)
家の中でドッジボールをしてみたり(窓に何回もあてるから終了)
しゃぼん玉をしてみたり(液体を流しちゃったので終了)
子供たちを昼寝させようと試みたり(寝るのはいつも私だけで終了)

そんな堕落していた日々ともあと少しでお別れ!

ついに待ちに待った学校の再開!

たぶん普通のお母さんならば
勉強がはじまることへの安心感から入るのでしょう
が…
私の場合は給食がはじまる
そして
ストレスをためまくった我が子達と
24時間、向き合わなくて済むということが嬉しくてたまりません!(笑)

勉強? なんでしたっけ?
約二ヶ月間で、合計15分くらいしか
Tonの勉強をしている姿をみていないので
勉強ってなんだかも忘れました。

いいのです。
学力格差、どんとこい!
Ton、自分の力で乗り越えるのだぞ!!

そして私がこれから早急にしなければならないことは
Chinの体操着を買いにいって、ゼッケンを取り付けること!

書いていたら急に焦ってきました
急がねばっ!!!

次回は「愛しの納豆」です。
皆様実りのある一週間を。

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