Ton Chin Kan シングルマザー奮闘記(その12)

『2020年の抱負』

2020年
かなり経過しましたが…
我が家も冬休みからのお正月を“はちゃめちゃ”に終え
仕事や学校、保育園がはじまって通常運転になってきております。

お休みだったはずなのに。。。
お休みの時の方が疲れた感じがして止まないのは気のせいでしょうか。
疲労感がどっとでてきています。

クリスマスでサンタ業やらクリスマス特別感を醸し出してからの
そのままお正月の雰囲気に突入。
こんなにばたついて年が明けて、はたして一つ一つを丁寧に味わえているのかはとても疑問ですが
とりあえず終わりました。

あ。今年は始まったばかりですね(;^_^A

お正月は実家で上げ膳据え膳。助かります。
しかしながら子ども達がずっと一緒。
当たり前なのですが身体は休めても気は休まりません。
喧嘩。喧嘩。悲鳴。喧嘩。号泣。いじける。
の繰り返し。
永久に続くのではないか…と思うくらい、ただひたすら
お休み期間中やり合っていました。

初売りも行きたかったですー。
しかしながら3匹を連れてとなると何もする気にはなれずで
実家でご飯、氏神様に初詣以外はほぼ引きこもっておりました。
無駄遣いもしなくて済む!!と自分に言い聞かせて。

そして小学生は冬休みでもあるのですよね、宿題というものが。
宿題。
これ我が家にとってはNGワードなのです。
Ton「題ないよー」
と普段から平気で言います。。

母さんの幼少期
「宿題はみせてもらうし、やってもらうから大丈夫―」
と平気な顔して学校で賢い子に渡していました。
宿題はやらないスタンス!
ちょっと路線は違えど見事に親子似ている!
。。。だめだわ!!
このままだとTonまでも私みたいに適当な奴になってしまう?!
ので、ここは心を鬼にしまして、「宿題をやろう」路線に。
(普通なのですが)
冬休み初日。
私 「宿題は?」
Ton「あるけど、ちょっと」
私 「だして」
Ton「なんで?」

もうここで「なんで?」という時点で2年生なのに駄目なかんじですよね。
私 「なんでとか意味分からない。一緒に手伝うからだして」
Ton「やるからあとでだす」
私 「。。。今!!!」
Ton「もうーめんどくさいなー!!うざい」
私 「は??え??ごめん。誰にうざいとかいってるの?」
Ton「・・・」
私 「あっそーですか。うざいのね。わかりました。うざい奴はトンの目の前から消えます~。
   はい、今までありがとうございました~。(ミュージカル調)」
Ton「もーなんですぐにそうなるの!!」

のごちゃごちゃした子供じみたやりとりを繰り返している間に私も疲れ切り、第一回目「宿題をやろう企画」はこれにておしまい。
私がこれ以上頑張れませんでした。

そして第2回目の「宿題をやろう企画」は3日後に。
年が明けるまでには半分は終わらせないと困るし…
「あとが大変だよ」
と説得。

やっとこさ重い腰をあげて、ぽいっと放置していたランドセルからプリントが登場。
あれ?? でるわでるわの冬休み宿題プリント。
どこがちょっとやねん!!
と大声をだしてしまった私もあれですが (ちょっとだけだからすぐ終わる的なこといったTonよ。この量、たぶん君では終わらない。。。)
と思いましたが我慢して声にはださず。
しかしながら頭の中は(この量は終わらないかもしれないぞ)でいっぱい。
これを全部やって頭に全て入る子はいいですがTonは答えのペーパーをみながらのカンニングでやるものですから何も頭には入っていないぞ。
それなのに、毎日のように宿題は?と聞かなければならない親の疲労感たら。
なんのための宿題なのよー。と思わず叫びたくなりますが、
毎日することに意味や意義があり、自発的に勉強をすることが苦手な我が家のトンなどには一日の総復習にもなりますし大事です。続けていたらいつかは、
「あ。これみたことがある!あのときの漢字だ!や、あ、この計算できなくて大変だった」
などのふとしたときに思い返せるものですよね。

でも、言わせてください。
私は宿題が苦手なのです~。
宿題は??を言い続けることにも案外体力がいる作業でして疲れ切っております。
と愚痴をこぼしながらも、やはりやらないとまずいかな。と頑張る母さん。
そしてその2回目のときにプリントの1枚の内の3問をやっと解き終わりました。

3回目は次の日。
実家の母が遊びに来た際、私は既に疲れ切っていたので母に「宿題やろう企画」イベントをお任せしました。
祖母「Ton~おばあちゃんと宿題するからおいで~」
Ton 「今ゲームしてるからあとで~」
祖母「ずっとゲームしてるじゃない。今から宿題するからきなさい」
Ton 「えー!だって保存してないもん」
祖母「じゃ保存してからでいいから」

・・・それからたぶんかれこれ20分。
祖母「Ton?まだ?」
Ton 「今やってるの!」
祖母「いつまでやってるのよ!!あーちゃんずっとまってるよ!!さっさとして!
はい!ゲームおしまい!!」

と私も今までに聞いたことのない大声で怒り出した祖母。
(なかなか怒らない、声を荒げない祖母(私の母)を怒りさせるなんてトンすごいな)
と思いながらもその状況をみてTonに対しては誰がやっても大変なのだ
と理解することができました。

そんなこんなで祖母がプリントを1枚完成させてくれました。
があと4枚。
お休みはお正月を挟んでもあと7日。
2日間は予定がはいっていたので宿題はできないとわかっていたので細かくいうとあと5日。5日もあったら終わるでしょう~ と思われるとおもいますが

ところがどっこい! Tonは終わらないのです。
Ton「学校始まるまであと何日~?」
を毎日聞いてきて、なぜか一日5問ずつしか解かないので、ついに学校がはじまる2日前に母さんは爆発しました。
私 「もういい。あとはやらないでいきなさい。皆の前で恥をかけばいい」
Ton「嫌だ。やる」
私 「じゃ、ちんたらしてないで今終わらせて!!」
Ton「もーめんどくさいなー」
私 「わかった。お母さんがむっちゃ綺麗な字でTonの代わりに全部書くわ。
   それで、連絡帳に先生宛に、やりたがらなかったので、母がやりました。
   って書いとくね~!
   そうしよ!はい、解決!」
Ton「いやだよ~!!泣 わかったから全部やるよ」

で、冬休みが終わる2日前に宿題が全部がやっと終わったのです。
私、頑張りました。毎日もめながら。やっと終わる冬休みに期待に胸を膨らませ。
そして頑張ったからと始業式の前日の夜中、ランドセルや、もっていく荷物を詰めていると。
「??」
紙袋の底から「書き初め」という文字が。
そっと取りだし、とりあえず現状(まだ始業式の次の日)は棚の上に置きました・・・
やはりやらないと駄目ですよね?!

母さんは宿題なんて嫌いだーーーーー!!!

「新年の抱負」といいながら、抱負らしきものは全くでず
冬休みの宿題の愚痴話で終わってしまいそうですので、ここで抱負を一つ。

2020年 “宿題をやらせるときには優しく促し、期日までに終わらせます” です!

結局ここにたどり着く私。あと何年このやりとりが続くのかしら。
今年からはChinも始まる宿題地獄。。。泣けますわ。
そして今年もよろしくお願い申し上げます!

次回は「何でも欲しがるKanちゃん」です。

それでは皆様実りのある一週間を。

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