「アラカン」~お楽しみはこれから volume66
『夏は暑いね~』
今年もこの季節が来ました。猛暑の日々!
夏になると、人に会った時の挨拶は「暑いですねー。お元気ですか?」。特に何も考えずに天気のことを口にしてしまいます。
もちろん、お出かけの際の最重要事項は、暑さ・熱中症対策。
日中の太陽ギラギラ、湿度ムンムンは特に厳しいですね。頭がボーとしてしまいます。
以前は冷房の効いているオフィスでの仕事がメインだったので逃げ場がありましたが、コロナ禍を境に家からリモートで仕事をすることが圧倒的に増え、かなり堪えています。
何しろうちは、マンションのようなしっかりした密閉構造になっていないため、冷房効率が著しく悪い→ ガンガン冷房をかけてもなかなか快適な空間が作れない→ そもそも冷房の電気代も、馬鹿にならないし… の状況なので、日中は冷房をかけずに過ごしてしまうことが多い。
とは言え、ある程度、頭が働く温度設定環境にしないと仕事にならないのも事実。
なので、今年はDysonの大型扇風機を買って、私専用に真横に置いてみることにしました。
これが今のところ大当たりで、どうにか廃人にならずに生き延びております。
そもそも、東京の夏・日本の夏は昔に比べて確実に暑くなっているのだそうです。
先週、『世界の平均気温が観測史上最高を更新』とのニュースが二日連続で報道されていましたから、それは間違いのない事実でしょう。
そのせいか、夏の過ごし方も随分と変わってきたような気がしますよね。
これまで「スポーツ=真夏の太陽+汗+青春」と昭和の漫画感満載で連想されていた夏の野外スポーツシーンも、大きな変化を余儀なくされているようです。
このあいだ聞いた話では、小学生の夏のプール授業が「猛暑」を理由に中止になることもあるとか。(「プール命」だった人間からすると、暑いからこそプールの授業が楽しかったのに、暑いから中止って何??)
また、子どもや学生のための夏のスポーツ大会開催も、「暑さ対策」という新たな項目が増え、気を遣うことが増えているらしい。
小学生サッカー大会をボランティアで手伝っている友人によると、控え選手のための日陰を作るようにテントを張るのはもちろんのこと、試合の中で給水タイムを設けたり、なるべく選手交代を促すようなルールを設けてみたり、と色々工夫を凝らしているそうです。
「そうでなくても小学生サッカーは親御さんたちの目が厳しいから、必死よ!」とぼやいていました。
(親からのご指摘事例:テント借りる→お金かかる; 給水タイム設ける→試合時間が延びる; メンバー交代促す→レギュラー選手のプレー時間が減る 等々)
ご苦労様です!
プロスポーツの世界でも、Jリーグは、現在「春秋制(3月~11月)」で行っているリーグ戦を「秋冬制(9月~5月)」に移行するか否かを絶賛議論中です。
ヨーロッパの主なリーグが秋冬制を採用している、というのが最大の理由ですが、その他にも、「日本の夏は暑すぎてスポーツをするのも観戦するのにも適さない」という考え方も根底にあるそうです。(選手会会長の吉田麻也選手がある番組で語っていました)
個人的には、夏の夜にビールを飲みながら神宮球場でナイターを観たり、味スタでサッカーの試合を応援したりするのが大好き!
一種の夏の風物詩なんですよね。
あまり変えないで欲しいなー、と思っていますが、どうなることやら。
…と愚痴っぽく書き綴ってきましたが、まだ7月の初旬。
これから暑さが本格化しますので、どうぞご自愛ください。