「アラカン」~お楽しみはこれから volume59
『FIFAワールドカップカタール2022』
日本代表サムライブルーのワールドカップ2022はベスト16で終わってしまいましたね。
限りなく勝利の女神の後ろ髪を『つかめそうな』試合だっただけに、正直、悔しいやら悲しいやら。
でも一番がっかりしているのは当の選手や監督、そしてスタッフの皆さん。
一時期SNSを荒らしていた個人攻撃や人格を否定するようなコメントの大半が最終的にねぎらいや感謝に終息してくれて安堵しました。
それにしても、当初の予想をはるかに超える日本全国での盛り上がりに、ちょっと驚きを隠せません。だって、ワールドカップ開始直前まで、開催されることを知らない人の方が多かったのでは。
(三菱地所さんがやっている、ラグビーワールドカップ2023の宣伝の方が目立っていたよな…)
これをきっかけに、少しはサッカーの人気が回復して、女子サッカーにも波及して欲しい。
というのも、来年は、女子サッカーのワールドカップが豪州で開催されます。
女子スポーツは、なかなか大型スポンサーがついてくれないから認知されにくいのが悲しい。日本サッカー協会さん、女子の盛り上がりのための仕掛けをよろしく!
さて今回のワールドカップ2022、今までになかったいくつかの現象が、大会をより面白くしてくれたような気がします。
まずは、やはりSNSの存在。
勿論、前回のロシア大会時にもSNSは存在していましたが、今回のように大きなうねりを起こすほどの影響力は無かったのでは。
大会が始まってからの急な注目も、SNSがあったからこそ、ですよね。
誰もが負けると思っていたドイツに勝ち、甘く見ていたコスタリカに負けて、崖っぷちのスペインにまさかの勝利をおさめ、多くの人の感情が高ぶったり落ち込んだりと激しく上下に揺れたのがそのままSNSに反映され、それがSNS上でさらに増幅されたような気がします。
必ずしもいいことばかりではありませんでしたが、盛り上がりには上手く寄与してくれたのは確か。良かった、良かった。
また、AbemaTVでの全試合放映も今までなかった快挙ではないでしょうか。
だって、どこででも無料で全試合が観られるのですよ。
(ベッドの中でも観戦可能!ベスト8からの試合はそうしようと思っています)
おまけに試合を上から追っている普通の映像だけでなく、日本選手だけを追っている「日本カメラ」などいくつかのカメラ映像が自由に選べて、普段見られない角度からサッカーが観られる。
私は日本戦の時は、TVで地上波を観ながら、携帯やPCでAbemaTVの定点カメラを選んで楽しんでいました。(例えば、選手交代前のベンチ映像だと、監督や交代する選手の表情等がバッチリ!)
AbemaTVに関しては、さらに「本田圭佑の解説」が話題になっていましたね。
確かに独特な戦術解説も聞きやすかったですし、試合への没頭振りも単なる「応援団」で微笑ましかったわ。
もっと斜に構えている人だと勝手に思い込んでいたのですが、選手や監督へのリスペクトを忘れずに言葉選んでいるところは好感しかなかったです。もちろん、興奮して時々ストレートな発言していましたが、それも含めて、単なる「サッカー大好き小僧」と分かって、本田圭佑さんに対するイメージが変わりました。
個人的には、もう一人注目していた人物がいます。
日向坂46の影山優佳さんです。
サッカー好きの間では、彼女のサッカー知識や解説の上手さ、そしてガチなサッカー愛はすでに有名でしたが、今回のワールドカップを機にかなり「サッカー女子」としてブレークしてくれたのでは。
単に日本代表ウォッチャーではなく、ブログで「影山優佳のWE LOVE Jリーグ」という連載を持っているなど、とにかくサッカー全般に精通しているのが凄い。
また、私みたいな「素人サッカー好き」とは違い、元プレーヤーでもあり、幼少期からの『家族総出のサッカーオタク』にたたき上げられているので、内田篤人さんのような方でも彼女には全幅の信頼を置いている(少なくとも番組内ではそう見える)
このような肝いり女子がサッカー界を盛り上げてくれるのが嬉しくて、私はずっと応援していました。
しっかり「アイドル影山優佳」=「サッカー」で定着していって欲しいです。
というのも、彼女はそもそも自頭のいい子で、クイズ界も狙っているとの噂が。
「坂道」関係に詳しい姪っ子の解説によると、彼女は都内の某進学校出身で、受験で希望校(東〇大学)に行かれなかったのでそのまま日向坂46の活動に復活した、という異色の学歴の持ち主らしい。
TVの「東大王」に出演して司会の山里さんに絶賛されていたこともあり、姪っ子は「サッカー界とクイズ界とどっちの方が彼女の活動にプラスかな~?」とコメントしていました。
是非、サッカー界の盛り上げにこれからもよろしく!
ということで、私的には、今年のサッカー観戦はひとまず終了。
来年はどんなスポーツに熱中できるのか、今から楽しみです。
では皆様、(ちょっと早いけど)よいお年を!