「アラカン」~お楽しみはこれから volume45の続き
『近況報告:追記』
今回のエッセイで、大事なメッセージを書き忘れてしまいました。
ちょっと不規則な対応ではありますが、伝えなくてはいけないことだと思うので、追記させていただきます。
私は、「ワクチン接種をしたにもかかわらずコロナに感染した『ブレイクスルー感染者』である」、と書きました。
これは事実です。
ただ、もし、「ワクチン接種しても意味がない」という印象を与えたのなら、それはどうぞ考え直してください。
ワクチンの効果の一つは、「重症化リスクを軽減する」ことであり、私は確実にこの恩恵を受けた、と思っています。
確かにホテル療養にはなっていますが、これは、今まで数多くの軽症者が瞬く間に重症化してしまったからであって、保健所はどうしても最悪を想定して推してくるのでしょう。立場上、当然です。
今は少し不自由な生活環境にいますが、冷房の効いた部屋で毎日看護師さんと会話でき、ありがたい気持ちでいっぱいです。
ここの看護師さんによると、やはりワクチン接種拡大の効果については、実感できるものがあるそうです。
「予定通りに『退所できますよ』と伝えられるのが嬉しいです」とのこと。
また、「100%なんてありませんよ。逆に、100%絶対に効く薬の方が怖いですよ」ともおっしゃっていました。名言かも。
もちろん、ワクチン接種する・しない、出来る・出来ないは個人の問題です。
でも単に「少し怖い」と思って尻込みしているのであれば、折角のチャンス、老若男女問わずワクチン接種を受けることをお勧めします。
コロナにかかってしまった一個人からの提案でした。