「アラカン」~お楽しみはこれから volume55

【音楽編⑨】『ユアネス』

音楽編を書くのを暫くサボっていました。
別に書くことが無かったわけではありません。
ただ、最近一番ハマっているのがSixTONESなので、単なる「ジャニオタの叫び」になるのは避けた方がいいかな、と。
なので代わりに、今密かに応援している「ユアネス(yourness)」という、まだ一般にはあまり知られていない4ピースバンドを紹介させてください。

出会いは、7月にぴあアリーナmmで開催されたぴあ創業50周年記念の音楽のライブイベントでのこと。
以前からぴあの知り合いに「うちが運営する音楽専用のアリーナに来てよ」と、ぴあアリーナを勧められていてずっと気になっていたところ、このイベントの開催を偶然広告で見つけました。
出演者は、ゆずとSaucy Dog。
豪華二組を業界人が激推しする音楽アリーナで聞けるなんて一石二鳥ではないですか。それに加え、野外の夏フェスと違い、屋内の冷房環境で聞ける快適さ。
と言うことで、チケットを即購入し、Saucy Dogを教えてくれた大学生の姪っ子と一緒に勇んで横浜へ乗り込みました。
この時の前座、もとい、オープニングアクトを務めたのが、ユアネスだったのです。
まあ私を含め、アリーナにいた1万人近くの観客の大半がゆずかSaucy Dog目当てだったでしょうから、ユアネスのメンバー4人が登壇してきた時は、ちょっと反応薄目。
ぴあのパンフレット紹介文には「ぴあ期待のアーティスト」と書かれていましたが、内心『どんなもんなんだろう』という気持ちの方が強かったです。
おまけに、リードボーカルの黒川さんは背が高くガタイが良いのに、真っ黒の上下を着て、昭和風のロン毛で目が隠れるほどの前髪ボサボサ。前かがみで、のそのそ歩く姿は暗めなロックな雰囲気がダダ洩れ。『下北沢のライブハウスのつもり?』と思ってしまいました。
でも、いざ演奏が始まると、技術力の感じられるリードギターのフレーズやビートが良いドラム+のびやかボーカルによって気持ちの良いライトロック曲が奏でられ、観客のノリもどんどん良くなっていきました。
風貌から、もっとガンガンなハードロック系を勝手に想像していたので、意外に気持ち良く体を揺らせる(≠ヘッドバンギング)曲調に驚き。
そして3曲目に「私の最後の日」が披露されました。
この曲が私のお気に入り!
それまでのロックチューンとは一転して、厚みのあるバラードが、黒川さんのなんともいえない優しい歌声とともに会場を包み、観客の心をグッとつかんでしまいました。
少し失礼な表現になってしまいますが、『あの風貌からこの声⁉』というギャップに一番やられてしまったかな。
例えて言うならば、King Gnuの曲だということを知らずに「白日」や「三文小説」のMVを初めて観て、目から入る情報(井口さんの風貌とか)と耳から入る情報(歌い方、音域、ムード等々)の違いにぶっ飛んでしまう時の感覚に少し似ていたかも。
素人表現ですみません。
でもその後、バックステージでユアネスのパフォーマンスを聞いていたゆずの北川さんやSaucy Dogの石原さんも「優しい素敵な歌声」と絶賛していましたから、私の素人感覚もここだけはあまり間違っていないハズ。
ということで、ここでの出会いをきっかけに、YouTubeの恩恵をフルに享受しながら、ユアネスをヘビーローテしている今日この頃です。
あまりここから先へは進んでいないのですが、秋ぐらいになってコロナが落ち着いていれば、久方振りにライブハウスに探しに行こうかな、とも思っています。
もしご興味あれば、YouTubeで探してみてください!

(余談:その1)
今回のイベントでは、ユアネスの歌の評価は高いですが、ステージ上でのトークはまだ少しおどおどしていたかな。どうやら、1万人規模のライブは初めてだったようです。それに、ゆずやSaucy Dogと一緒というのも、緊張に輪をかけるのかもしれません。
やっぱり、ライブとしての満足度はゆずがダントツ。
実は私、初のゆずライブ参戦でしたが、楽しかった~~~~

(余談:その2)
書かないと言っていたが、やっぱり一言。
現在(2022年8月初)、YouTubeの急上昇ランキング上位をはしっているSixTONESの「Party People」も聞いてみて!
夏気分ぶち上げ、間違いなし!!

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