「アラカン」~お楽しみはこれから volume15

『くじ運』

世の中、くじ運の良い人やくじ運についていない人、色々いますよね。
私は押し並べて見ると、「プラスマイナスちょっと平均以下」のぐらいの勝率にいるような気がします。

但し、運が比較的良い項目と、極端に運の悪い項目があるのは確か。
例えば、くじ運とは少し違うけれど、大事な時の「天気」に関しては比較的恵まれています。
「晴れ女」は無理でも、「雨が降りにくい女」くらいの確率は保っているかな。
サッカーの試合を1年間に60試合近く見に行った時期があったのですが、その時も、雨が降ったのはたったの4回。
これってかなりの高確率だと、サッカー関係者に褒められ(?)ました。
(そのかわり、雨が降った4回は台風性の大雨。その時に一緒に行った友人には『嵐を呼ぶ女』と呼ばれてしまいましたが…)

一方、年末の『ジャンボ宝くじ』のくじ運は悲惨な状況です。
私は、毎年3セット・9千円分を20年近く買い続けていますが、これまで当選した最高金額は3000円ぽっきり(涙!)
払い戻し倍率は計算もできないほどのミクロの単位となっています。
息子が幼かった頃は、喜んで宝くじの当選番号確認をしてくれていましたが、今では「まだ買っているの?」と冷たい視線。
私も、なぜ買い続けているのかな、とふっと思ってしまいます。
毎年『辞めよう』と誓うのですが、年末になると「ここまで続けているのだから、そろそろ当たる頃では…」と、典型的な負け投資家メンタリティーに。
このままいくと、高額当選金とは一生縁が無いのでしょうが、辞めると「今年は当たっていたかも」と、ありもしない後悔をしそうなので、年金生活者になるまでは、当たりそうな宝くじ売り場を選んで並ぶ年末を続けるつもりです。

そんな中、6月に東京オリンピックのチケットの当選発表がありましたね。
皆さんはいかがでしたか。
私はもちろん大量に申し込んで、「全部当たったら200万円以上払いこまないと!」なんて騒いでいましたが、大好きなサッカーは男女ともに全敗。
かなりがっかりしてしまいました。
でも、ダメもとで申し込んだ10種類以上の他競技のうち、なんと4競技が当たりました!
座席はキャスケードして希望よりランクが下ですし、準決と予選が中心となりましたが、当たっただけでも幸せかも。
私の周囲は全滅組が多く、かなり羨ましがられています。
サッカー観戦をあきらめたわけではありませんが、まずは、来年に向けての楽しみができたことも確か。
偶然にも、4競技とも開催会場が違うので、東京オリンピック用に改築した新しい競技場を見る楽しみもできました。

人生最後の地元オリンピック観戦がくじ運で決まってしまうのも100%納得はしていないのですが、一番公平なやり方ではありますよね。
また、オリンピック開催期間中は街中も大混雑でしょう。
生観戦・生応援の楽しみは主にパラリンピックの方に取っておこうと、今では考えています。
みんなで、パラリンピックも盛り上げていきましょうね。

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