三度の飯より寿司がすき volume44

『2022年の目標』

あけましておめでとうございます。
2022年になりました。
例年通りドタバタとした年末を駆け抜け元日まで働き、仕事始めは4日から。2日間だけの休みなぞそれはもはやただの週末。「働き方改革ってなんだっけ?」を実践し続けている司ですが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。

昨年の目標は「生きる」でしたので、こちら無事に達成することができました。これも家族や友人たちのおかげです。ありがとう、ありがとう。
そして今年の目標は何にしよう、と正月からずっと頭の片隅で考えてはいるのですが、前向きな目標が何一つ思い浮かばないまま1月も下旬になってしまいました。
ひとつだけ、ぱっと思い浮かんだのは、

「やりたくないことは、やらない」です。

字面がとても後ろ向きですね。
私生活ではだいぶこれ、できるようになってきました。
年齢を重ね気力と体力が落ちてきたことにより、すべてのオファーを受けることができなくなってきた、という方が正しいのかもしれません。
というより、まわりが皆それぞれの人生を歩む年齢になり、ただ単にお誘いが減ったというだけの話かもしれません。
それにしても今思うととても不思議なのですが、20代の頃は誘いを断るというのはどうにも失礼な気がしておりました。多少体調が悪くても、行きたくないなあ面倒くさいなあと思っても、気の進まない相手からでも、誘われるままに出かけておりました。なんであんなに断ることができなかったんだろう。若さゆえ馬鹿正直すぎて、断るに値する本当の理由がないと断ってはいけないと思っていたのです。様々な方向に気を使っていたのだと思います。そして案の定、そんな状態で臨んだ会合は楽しめるはずもなくただ疲れて帰宅するのでした。

今年は仕事上でもこれができるようになりたいと思っています。
ただ、会社員だと非常に難しい。仕事が選べる立場に無いからです。
「では、自分で仕事を取ってくれば良いのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。一理あります。しかし私の属するところでは、それはそれ、これはこれ。ただでさえみんないっぱいいっぱいなのに、さらに自分で仕事を取ってくるとなると、給料は上がらないがただ分量が増えていく、文字通り自分で自分の首を絞めることになってしまうのです。これでは仕事の生産性も利益もモチベーションも上がるはずがないですよね。

年始から単に後ろ向きな標語を掲げただけかと思いきや、なかなか根深い目標になってしまいました。
今年は、今まで以上に自分の仕事に責任を持ち、自立して仕事ができる立場になり、さらに「やりたくないことは、やらない」=「やりたいことをやる」という方向にシフトできたらと思います。お、だいぶ前向きな目標になってきましたね。
あとは、3年越しでできていない「三国志読破と断捨離」。これも今年は必ずや!
特に「断捨離=いらないものを捨てる」という行為は、自分の頭や心にも余白を作ることにつながると思います。そうすりゃそこから新しい風が入ってくるんですよ。ええ、わかってるんですよ。
年末年始の忙しさを言い訳に、まったく整理整頓されていないわが部屋を一掃し、「自分だけの部屋(A room of one’s own)」を作り上げることをここに誓います。つまりは、

「やりたいことを、やる」

これが私の、今年の目標です。
心が無になる仕事に膨大な時間を奪われることを極力防ぎながら、やりたいことをやる。そのためにはまず、掃除だ!いらないものを、捨てるのだ!!

というわけで、みなさま。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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