三度の飯より寿司がすき volume18

『師走ですね』

もう12月ですね。時が過ぎるのは、本当に早いです。
小さい頃は一日一日がとても長くて、小学校の6年間なんて永遠に続くかと思われたのに、今では本当にあっという間です。
この間2017年になったばかりだと思ったら、もう2018年です。

みなさんは、今年やり残した事、ありませんか。
私はあります。たくさんあります。
それをこの1ヶ月間で、できるだけ実行していこうと思っています。
まず、会いたい人に会っていこうと思っています。
この1年1度も会えずに「元気かな、どうしているかな」と思って気になっている友人に連絡をして、できたら今年中に会う。難しければ、連絡をして近況を知るだけでもいいかな。
それと、中途半端に手をつけていたことを完遂しようと思っています。三国志読破とか。

あとは、大掃除!

私の家には二畳くらいの地下収納庫があるのですが、引っ越して来た時に収まりきらない荷物を沈めて以来、一度も動かしていません。
私は本当に、ものを捨てることができない性分です。
「もったいない」「いつか使うかも」「あとで見たら懐かしい気持ちになるのでは」いろいろ理由はありますが、おそらく私が物を捨てられない一番の理由は「思い出と連動しているから」だと思います。
何かを捨てると、その「物」にまつわる思い出も一緒に消えてしまう気がして、なかなか捨てられないのです。

たとえば、
大学受験の時に友達にもらった手作りのお守り。
学生の時に買い漁った古本一式。
いまは全く弾いていない、知人にもらったムスタングと自分で買ったマカフェリのプラスチックギター。
使えるけど繋いでいないVHSデッキ。
甥っ子が幼稚園の時にくれた落書き。
使いかけの化粧品一式。
履こうと思えば履けるちょっと古くなった靴たち。
8mmフィルムの映写機。
買ったけど一度も糸を通していないミシン。

バスッと捨てる人、いるじゃないですか。
知り合いの女性で、服は買ったらワンシーズンで捨てるっていう人がいました。
潔いなあ、と思います。
中古レコードやCDを山のように集めていた友人が、すべてをデータにしてパソコンに取り込み、全部売り払ったという話を聞きました。
きっとこの人たちの家は相当綺麗なはず。でも私にはできない。

昔長期の海外旅行に出たことがあります。バックパック1つで5ヶ月とか生活していたわけで、その時は「このカバンに入る分だけの荷物があれば、生きて行けるな」と思いました。「よし、この旅から帰ったら、必要最低限の物に囲まれて暮らすシンプルな生活をしよう!」
と、思ったのですが、やっぱり可愛いものは欲しい。それに可愛い服も、着たい。可愛いものに囲まれて暮らしたいじゃないですか。
というわけで私は捨てずに、とりあえず整理することから始めようと思います。
きちんと整理して、管理すればいいんですよね。全部捨てなくても。
なので、ひとまず棚卸しをしようかと。
棚卸しをすれば、在庫がわかるので、過剰なものは捨てたり、リサイクルに出したりして、これは必要。と思ったものだけを残す。
という、文字にしてみるとかなりシンプルで簡単そうだけどなかなかできなかった「大掃除」を、新年を迎える前に今年こそは、きちんとやろうと思います。

自分が持っているものを整理することできっと頭の中も整理整頓されるはず!
そしてすっきりした形で新年を迎えようと思います。

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