三度の飯より寿司がすき volume13

『やっぱり占いが好き②』

前回に引き続き、占いの話です。

ファッション誌をはじめ、女性誌は巻末に占いが掲載されていることが多く、それらをざっと立ち読みするのがいつからか日課になりました。
自分の誕生日やら誕生月やらを年表のようなものと照らし合わせてその都度自分の運勢をみていた私。
手相・星座・血液型・干支などなど、占いはとにかく種類が多い。
とりわけ意識せず、手当たり次第いろいろと読んでいた私が、最近ちょっと意識するようになった占いがあります。

それは、九星気学。

九星気学は、古来中国の貴族や皇帝などの支配層に伝わった学問で、国の統治、政治経済、祀り事において重要な役割を担っていたそうです。
私がまさに今!(いまさら?)読んでいる「三国志」に出てくる重要人物、諸葛孔明が戦術として用いたという逸話も残っています。
風水は自分が中心となってまわりの環境を整えることで開運する「静の運命学」と呼ばれるのに対し、気学は自分が行動することで運を切り開く、「動の運命学」と呼ばれているんだとか。

私が今注目しているのは、この九星気学による吉方位です。
具体的には、この時期にこの星の人はこの方角に行くといい、とかそういうことですね。
「方位取り」が、吉方へ引っ越して長期的にその土地で暮らすことであるのに対し、そんなにちょくちょく引っ越しなんてできない、っていう人(私も含め)にいいのは「祐気取り」なんだそうで。これは、年盤・月盤・日盤の3つがともに吉方である場所へ旅行して、良い気を体に浴び吸収して帰宅すると運気が上がるというもの。

普段、日本全国津々浦々移動することが多い私は、以前占い師に「(移動しすぎで)磁場が狂いまくってますね」と言われたことがあります。それが繁忙期の師走(しかもすでに中旬)だったのに「今月中にこの島(もちろん外国)へ行くといいですよ」とか言われて「そんなん行けるわけないだろ!」ってひとりで憤慨していました。
その方いわく、磁場が狂いまくっている私は、ちょっとやそっとの距離移動したのではもうどうしようもないと。かなり遠くの吉方へ行くといいよ、と言われましたが、その時は忙しくて「行けるかボケ~!」って思っていました。
思っていましたが・・・ようやく行ける時が来ましたよ!
四緑木星である私は、年盤・月盤・日盤が同じという時が、この9/30にやってくるのです。

その方角は、ズバリ東南!

ハイ。この時点でお気づきの方もいるかもしれませんが、ここ日本から東南の方角には、国がほとんどありません。ほぼ海。ということで、行く場所は絞られます。
調べてすぐに出てきたのが、フィジー。
良さそうですね~。
海!砂!太陽!って感じです。
ちょっとググるとすぐに出てきました、「東南の祐気取り・フィジーマナ島へ!」
あ~いいな~・・・。
現地の水を飲み、朝日を浴び、現地のものを食べ、温泉に入る・・・夢のようだ・・・!
9/30にマナ島にすでにいなければならないとうことは、28日の便で出発して・・・などと計画を立てているうちに、航空券が売り切れました。嗚呼。

フィジーに行けない・・・!どうすりゃいいんだ・・・!

と心の中で叫びながらさらに調べていくと、あるじゃないですか。ほかにもいける国が!
といって私が導かれたのは、ニューカレドニアでした。

うん、ニューカレドニアって、どこだっけ?・・・あ、東南か。

というところから始まり、生まれて初めてニューカレドニアについて調べましたよ。
ニューカレドニアって国じゃないんですね。
ニッケルを産出する鉱業の島で、日系移民の子孫も暮らす、物価が高く自然豊かなフランス領土・・・・!
日本からの距離も約7000kmだそうです。これだけ遠ければ文句ないだろう!

そうだ、ニューカレドニアにいこう!

ということで、まもなく行ってまいります。
当たるも八卦、当たらぬも八卦。
最初は半信半疑だったのに、いつの間にか、かなり必死っぽい私・・・。
なんかずぶずぶと「占い道」の底なし沼にはまっていきつつある自分を自覚しつつ。
「いざ、行動あるのみ!」
ということで、【祐気取り・司編】の後日談はまたリポートします!

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