随に(まにま-に)volume27

『理想を追いすぎで逆に混乱し始めた私の生活について』

さてさて、前回の投稿で
夏が終わり9月ですね、
なんて言っていたら、気づけば9月も半ばを過ぎました。

最近、時の流れについてとりわけ考えることなく、今まで過ごしてきたのですが、ここ最近ふと
「もう8月が終わるなぁ」
「もう9月になった」
「もう9月が半分過ぎた〜」
「これこれしたら、もう10月だ」

と、いちいち考えることが極端に多くなりました。

それと同時に今まで意識してこなかった、1日のサイクルについて立ち止まって考えることも。

一番の要因としては、コロナの影響でずっとずっと京都にいるからなのかもしれません。

学生時代の一度目の留学以降、この数年は旅行や出張で毎月のように居住地のある都市を離れることがあり、決して忙しい訳ではないのですが、なんだかスケジュールがわちゃわちゃしていた気がします。
京都にいたとしても、昼も夜も人に会いに出るか、家に人を招いていると、一人の時間というものが、ほぼなかったように記憶しています。

考えたこともなかったのですが、今までは暦云々の前に、今自分がどこにいるか、そこで何をしているのかの中で、それを楽しむことで必死だったのだなと思います。
そこでしかできないことが常に優先順位のトップにあり、それを全部することしか頭になく、サイクルなんて考えたことはありませんでした。

例えば、フランスに行くと
「誰々に会わなきゃ。」
「ここにきたらあれを食べなきゃ」
「どこどこにも寄らなきゃ」
そして京都に戻ると
「お土産配らなきゃ」
「恋しかった日本食〜 !」
「どこどこの展覧会見に行かなきゃ」
「実家にもそろそろ帰らなきゃ」
そして、東京、そしてまた京都に戻ったり、ヨーロッパや香港行ったり…

「〇〇しなきゃ」は義務的に書いているものの、すべて「〇〇したい」という私の願望に基づくものではあります。ただ、そこには現在している仕事にも起因するものも多くあり、ないがしろにはできないことばかり(「恋しかった日本食〜 !」を除く)で、「しなきゃ」の元にくるくる動いていました。
前述したように、倒れるような忙しさでは決してないのに、なんだかわちゃわちゃしていたのです。
とにかく不規則な生活。不規則であることが自分のスタイルであると当たり前に思っていました。それが自分が自分たる所以で、そうであれることが自身の美徳であったと行っても、過言じゃありません。

それに対して、2月からほぼ京都にいたことで、
そして更にコロナで人と会うことに制限がかかったことで、
月日の感じ方、1日の過ごし方への考え方に変革があったようです。

不規則であるより、いかに規則的に過ごすかが、大事になりました。

特に私が最近こだわっているのは、規則的な睡眠と食事。
新しいことも始め、それをいかに中途で投げずに組み込むこともポイントです。
ヨガ、そして最近再開したフランス語の個人レッスン。

ヨガは週3回以上、フランス語レッスンは週1以上、規則正しい毎日を盛り込むことが私の目下の目標となりました。
具体的に意識し始めたのは8月の半ばくらいから。
そういえば、このあたりから「もう〇〇」と暦を意識することも始まった気がします。

平日の理想の1日はこう。
05:00 起床・フランス語・メール等返信
08:00 朝食・家のこと諸々
10:00 仕事(時々ヨガ)
13:00 昼食、昼寝
14:00 仕事
(16:00 おやつタイム)
18:00 海外ドラマ見ながら晩ご飯
21:00 ヨガもしくは海外ドラマ鑑賞(今はまっているのは『The O.C』)
22:00 入浴、読書
23:00 就寝

※1….ヨガの前後2時間は何も食べないようにすること。
※2….就寝前3時間は何も食べないようにすること
※3….睡眠時間6時間以上。多すぎてもダメ。

規則的なサイクルを思い描くようになってから感じていること。
サイクルを追うってなんて難しいんだ !
(今までより明らかに暇なのに、)なんて時間がないんだ ! です。

つらつら理想を書きましたが、この理想のサイクル実施できたこと一度もありましぇええん。
友人としていることもあり、※1のみ守れています。

もちろん、時間がないに関しては睡眠時間を削ればもちろん解決なのですが、そういうことじゃない気がしてならないんです。逆に時間があるから、更には生活に制限がかかったことで、することの選択肢が広がって(例えば今までは外出して夜の予定は人に会うのが全て、帰宅したら携帯とか見ずに疲れて即寝)、生活サイクルを拗らせているのだと思います。

今までも、睡眠は十分にとっていましたし、ここでいう規則的は、決まった時間に寝て起きる習慣。起床就寝に関してはフランスからの連絡も度々なこともあり、私のお仕事のパートナーや語学の先生の生活にいい感じに対応できる23時就寝、5時あるいは6時起床が理想的。一般的にどうなのかわかりませんが、私にとっては早寝早起きです。
相手にも合わせられるし、早寝早起きだし、私これできたら素敵 ! なんて思ってます。(実際、それができているのは私のレッスンの先生…)

昼にすべきことは昼に終わらせる !
深夜前後に電話がかかってきても不要に出ない !

よし、明日からはこれでいこう !

そう意気込みながら、23時から3人の電話に出て、目が冴えてしまい寝れなくなって迎えた明朝にこれを書きました。明日こそ !

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