随に(まにま-に)volume20

『27歳の備忘録』

お久しぶりです。

先月5月で帰国して、1年が経ちました。

6月には、また1つ歳をとります。

年末年始に1年を振り返ることがなかったので、
(例年、振り返ることがないのですが、なんとなく)
ここで、28歳になる手前で備忘録として
この1年を綴らせてください。

5月、帰国。
京都の友人宅に居候していました。
香港に行ったり、東京に行ったり。
軽く書くことではないのかもしれませんが
2年前に子宮頚がん検診で引っかかっていたので、
1年ぶりの定期健診も受けました。
留学前は不安でたくさん泣きましたが、
今では、なるようにしかならないと
先生!久しぶりー !、と友人に会いに行くくらいの気持ちで行けちゃいます。
ちょうどこの頃、フランスで一緒にいた男性が日本に仕事でいて、
今後の2人の関係をどうするか深く話し合ったのもこの月でした。
結局、明確な結論は出ないまま、京都駅で東京に戻る彼を見送りました。
号泣しながら彼に改札前でさよならのキスをして、振り返ると当時休学していた大学の教授がそこにいて、衝撃でした。

6月、シェアハウス始めました。
中国出身の子が2人もいたので
夜お酒を飲みながら中国語を教えてもらうことになりましたが、3日坊主で終了。
東京で27歳の誕生日をむかえました。
残りは、絵画の展示会のため、大阪、京都、東京と点々と。

7月、実家のある鹿児島に2年ぶりに帰省しました。
父とは2年ぶりの再会でした。
なのに、とってもゆる〜く「おかえりー。」と言われました。
変わらない父にほっこりするとともに、いない事に慣れられた気がして、少し寂しかった。
そういえば、帰省の前に5月に登場した男性とはお別れしました。

8月、バカンス中のフランスから友人が京都へ。
京都の東山を歩いて、むせかえるくらいの緑が綺麗だったことが印象に残っています。
あと、びっくりするくらいの近距離で子ずれの猿に遭遇してしまい、身の危険を感じたことも。

9月
実は、ここまでも去年のスケジュール見ながら振り返っているのですが、
9月は、単発で人の名前、もしくは場所が大量に書かれていて、何をしていたのか明瞭ではありません。
中旬にデカデカと「ゼミ」と書かれていることで、復学したことを思い出しました。
あと、自身でエッセイを読み返し、琵琶湖で月見もしていた様子。
これは、2020年もしたいことの1つです。

10月、ひと月まるっとパリ出張でした。
ついでに、フィレンツェに旅行もしました。
ここでも、再会と出会いに恵まれました。
会いたい人が増えると、少し過ぎるくらいに食事の約束が増えたりしますが、
とにかく、こうやって2つの国を行き来することを少しずつ当たり前にしようと自分に誓いました。

11月、前半はまだパリでした。
展示会に出展予定の写真が税関で引っかかってしまい、大変でした。
服飾のバイヤーをしている友人の勧めもあり、2020年の目標の1つに貿易検定を受けることが掲げました。
帰国後、友人の結婚式に出席しました。
私は、結婚に焦りもなければ、いつまでに必ずするという目標も全くないのですが、
新郎新婦とその両家の素敵な関係を見て、親孝行について少し考えました。

12月、スケジュール帳に“湘南”の文字があり、考えても、考えても何の予定だったのか解明されず。
気になって、携帯のアルバムも開いたものの、湘南に行ったかすら分からないままでした。
あと、この頃から足のセルライトを潰すべく、週一サロンに通っています。
スケジュール帳上にはないので、忘れかけていましたが、この頃から体調絶不良でした。
当時はきつくて死ぬ思いだったのに、忘れていたなんて記憶はうまくできているものだと思います。

1月、パリ出張と修士論文提出が二大イベントでした。
人間関係で打撃を受けながら上旬を過ごし、中旬に渡仏。
打撃は本業関係。
渡仏は、副業の中ではメインになりつつある通訳でした。
捨てる神もあれば、拾う神もあり。
素敵な出会いに恵まれる仕事になりました。
これについては2月に後述。
修論は、提出自体を迷ったものの、大学の環境に恵まれどうにか提出。
とても迷ったのですが、私の体調不良が婦人科系のものであった中、
女性の教授から同様の経験があることや、それゆえの理解の言葉をもらい、
とにかくやってみる精神になれた事に感謝でした。

2月、9月同様記憶薄め、人との予定でぎっしりの手帳です。
ただ、このぎっしりは私なりに春からのことを考えていたんだよな、と思います。
結局、コロナで白紙になりましたが、5月から東京にも住居をかりて仕事の場を広げようともしていました。
それがなくなっても、極端に落ち込むことがなかったのは、
1月に渡仏先で出会った方が、関西で新しい仕事の展開を私に与えてくれたから。
「一緒に仕事できたらいいね。」なんて、よくある社交辞令だと思っていました。
そのくらいの気持ちでいたのに、本当に同僚の方々を紹介する会を開いてくださり、今に至るまで刺激を受け続け、大袈裟でなく人生が変わるきっかけをもらいました。
好きな人ができたことと、30歳になる前にしか始められないことをしようと、ちょっとした新たな副業もはじめたこともこの月の出来事です。
調べるとU30が条件にある募集って結構多いものですね。

と、備忘録ここで一旦終了です。
なぜなら、誰しもがきっとそうであるように、私も3、4、5月はコロナなしでは語れません。
近い記憶なこともあり、思うこともいっぱいです。
ですので、これは次回。

久々な投稿で、ざっくり一年振り返りましたが
今後ともご愛読よろしくお願いします。

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