パリのマダムの・・・ volume92
『お茶に纏わるアレコレ 番外編』
これは何でしょう
Objet d’Art 芸術品
夫曰く…
見ての通り
東京でよく飲んでいた、サッポロ黒生の空き缶を
ぐいと凹ませただけのものです。
それを、わざわざ引っ越し荷物に入れて
フランスまで持ち帰ったのです、それも2個(;^_^A
それぞれパリとカンヌのアパルトマンに飾って? あります。
まあ、確かに、こっちで黒生缶は見ないけどね。
日本語も書いてあるし
本人が、アートだ、と言うのだから
何にも言えねー
その上、こんなものも東京で購入した夫……
中にパウダービーズの入った人形
身長14cm、体重300g
見た目より、ずっしり重い。
何が良くて、これを欲しい、と思ったのか
今だにわからない。
どの角度から、どう見ても、私の感想は一つ
なんか、怖いんですけどぉ~~~
夫が居る時には、東京でもカンヌでも飾っておいてあげたが
今はローマに単身赴任中
夜に1人、暗い部屋でこの子と向き合う勇気も自信もなく
クローゼットの中で、静かに休息をとっていただいている。
コレは
実家近くの神社の庭で拾ったと言って、フランスまで持ってきた
『禅』だそうです。
これら、すべて、日本でゲットした“夫の”戦利品?!
他にも、事ほど左様にぶっ飛んだ
“夫の作品”たちが、家のあちこちに溢れておりまして
カンヌのトイレの壁には、こんな絵を描きました。
それこそ、一風変わった趣のある、という意味をとるなら?!
これも、茶気ともいえなくもない?!
まあね、確かに、夫の見立ては独特
その独特さ加減に感性の一致をみている様で
親友は、結構、夫の芸術性を買っている節がある。
私はソコは…微妙な部分で
忖度にも限界あり
正直、付き合わされる方は たまったもんじゃなぁい
という思いがぬぐえずにいる