パリのマダムの・・・ volume100

『キッチン用品でハイになる?!』

パスタ料理に欠かせない道具、それは何でしょう?

麺類と言えばパスタ…
というくらい私はパスタを食べているのですが…
これまでは代用品(?!)で我慢してきました。

もちろんフランスでも売っているのですが
どれにしようかの決め手に欠け、これまで入手できずにいました。

パスタといえばイタリア!
夫がローマ勤務になったことですし
それに乗じて今度こそ本場で手に入れよう
と軽く心に決めていたのです。

ローマの中心地をお散歩がてら
キッチン雑貨の店を探したのですが、見つからず
ネット検索をしてみたところ
スペイン広場に近い路地裏にあるお店を見つけたので
行ってみることに。

ご参考:https://cucinastore.com/

入り口が小さく目立たなかったので、通り過ぎてしまい
見付けられなかったのですが
諦めきれずにもう一度、翌日に出直し、何とか辿り着きました。


で、購入したのが、全長35㎝のチーズグレーター!
Made in U.S.A.!!
フランスで暮らす『日本人』イタリアで買う製品。
もうトランプ大統領が大喜びしそうなお買い物・・・

敢えて本場で購入と意気込んでいたのに、結局、アメリカ製って…
という疑問を持たれた方もいらっしゃるかと。
なぜ、コレにしたか、それはお店の方
そう、本場イタリアの方のおススメだったから。
「これは、パルメザンだけじゃなく
生姜とかレモンとかのすりおろしもできて
とにかくとても便利なのよ」

お値段25€(掲載日現在 日本円にして4,056円)

カンヌに戻って早速使うと
正におっしゃる通りで、使いやすい。

面白いのは、パスタをいただく時にパルメザンをすりおろす用に購入したのに
レモンゼストを作るのにハマった!
毎日、削っているのは、パルメザンではなくレモン。
レモンゼスト入りのサラダソースは美味しいし、見た目も綺麗で言うことなしです。

手に入れたら、やはり目に付く様で
フランスで食や料理の番組を見ていると
結構、登場しますね、このおろし金。

使い勝手の良い品をおススメしてくれたあのお店を
すっかり気に入った私。
次にローマを訪ねた時には娘と連れ立ってでかけました。

そして今回は、長さ30㎝の調理用ピンセットを購入。

厳密には娘がお会計してくれたんで、買ってもらったのですが…
因みにお値段、15€(掲載日現在 日本円にして2,578円)

長さ30cmと結構長い調理用ピンセット。
色々、細かいモノをつまめるので使い勝手の良い料理お助けアイテムとして
我が家の台所で活躍しています。

さて、レストランでパスタを注文すると
お皿の中のパスタがクルクルって
とても綺麗に、そして可愛く盛り付けられていることがありますよね。

パスタを調理用ピンセットでクルクルして盛り付ければあの形になるのね!
と気づく。
必需品ではないけれど、
家で食べるの時でも、そうすると料理の出来栄えがグンと上がって
高揚感満載!!。
すっかり盛り上がる私。

そして、ローマで買った2つの調理器具を使って盛り付けたパスタがコレ。

写真の中にはもう一つ、ローマで買ったモノが…
ニンニク、エシャロット、玉ねぎで作った自家製ソースは
ローマで買った赤唐辛子入り!
(これは見ただけでは分からないだろう…)

ピンセットはまだ使い熟れないので、盛り付けも、まだまだ・・・

ん?!
これって、箸でも出来るよね?
箸なら使い慣れてるじゃない…

ローマで出会ったキッチン用品でハイになって
かなり盛り上がっていたけど
冷静になったら、箸って万能なことに気づくという。

でも、まぁ、あのチーズグレーターや調理用ピンセットを使って
調理をしていた時の高揚感はイイ感じだったから…

結果オーライとしましょう

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