女が喋りで何が悪い! volume22

『松の内までは』

私の住む大阪は1月15日までが松の内です。
関東では1月7日までが松の内だそうです。
諸説あると思いますが7日までは男正月、8日から15日まで 女正月だそうで。
お正月もなんだかんだバタバタとしている女性がちょっとゆっくりしてねって気持ちを 込めてとか。
ちょっと微笑ましいくないですか?この説。
旧暦で言うと1月15日が小正月。
ここまではなんとなく街中にも門松お飾りもありますし、我が家のお正月用に飾ってあるお玄関の葉牡丹のアレンジや、リビングの松や南天のアレンジも楽しんでいるのでお正月余韻を楽しみます。
門松って微妙にみんな違い、スタイリッシュなものからスタンダードな物まで。
門松の竹を斜めに切ってあるのが子供から見ていて違和感ないですが、それも関西と関東で違いがあるらしく、斜めに切っている切り口が笑っているように見えて「笑う門には福来る」を表しているとか。
松の飾り付けも竹を覆い囲うように松をアレンジします。
これも関東と違いますよね。
それと根付き松も関西が多いんだとか。
元々平安時代のお正月、お玄関の門の両サイドに松を飾る習慣があり神様に訪れてもらう目印だったそうです。
その習慣が関西でも京都では根付き松を飾る事によって神様が訪れて幸せが根付くようにという願掛けだそう。
この根付き松、今年は大阪でもよく見かけました。
なのできっとその年の流行もありそう。
関東でも根付き松飾りはる方もいてはるでしょうね。
こういう風習を続ける事も調べるのも好きです。
今年の年末はどういう物を飾るか楽しみです。  
そして毎年1月9、10、11の3日間、えべっさんがあります。
七福神のお1人のえべっさんに商売繁盛と家内安全を願ってお参りします。
えべっさんがあるのもこの時期もなんだかお正月気分が続いている理由の一つかも知れません。
子供の時から、毎年お参りしていました。
「商売繁盛で笹持って来い!」の掛け声が境内に鳴り響いて、それにあわせ子供の時は一緒に口ずさんでました。
この笹は福笹と呼ばれてこの笹を飾る事で商売繁盛のご利益があると言われてます。
笹の元の竹は冬でも青々と葉をつけて真っ直ぐ伸びているので縁起が良いそう。
その笹に色々な縁起物をつけてもらいお家に飾ります。
縁起物にも色々な意味があって相談しながらつけてもらいますが、一度残り福と呼ばれる最終日の夜お参りに行った時「好きなものを好きなだけ飾ってええよ」ってサービスしてくれた時、ついつい欲張ってつけましたが、後で見たらなんだかとても強欲の塊みたいで恥ずかしかったです。
神様にお願いするのもやはり程々が良いのかなと思ったり。
最近は神社の周りにある出店で宝舟を購入しています。
なんだかめでたいのです。
笹だったり熊手だったり箕だったり、それぞれ色々な意味があるのでお店の人と相談して後は見た目の好みを信じて。
1年お家に飾るので、お家に飾りたくない物はいくら縁起物でも嫌でしょ?
妥協はできません。
同じように見えても作り手さんの違いで微妙に違ったり。
結構真剣に選びます。
たくさんある中からの巡り合いです。
それが済んだら夜店を楽しみます。
毎年買っているベビーカステラを買い、手相をし、温かいチゲスープを頂いてお腹が満たされてるのかどうかよくわからなくなって、結果いつもその後お店に入ります。
そして乾杯、確実にお正月気分です。
お家の食事はもう4、5日くらいまではなんだかんだ御馳走食べてますが、ピザ食べたいとかカレー食べたいとかずっと御馳走終わったら何食べるか考えています。
初売りの帰り、母とランチしたお店でピザを食べました。
身体が和食以外を求めてる!
実家から帰って来て最初の晩ご飯はソウルフード、お好み焼きでした。
ただ、グルテンフリー、低糖質のお好み焼き。
小麦粉はおからで。
山芋は大好きなアカモクで。
モダン焼き派で焼きそばマストですがネットで見つけた大豆から作られた麺を焼きそば麺の代わりに。
お豆腐を入れる時もありますが冷蔵庫になかったので今回は無しで。
きっと食べたら絶対にグルテンフリーとわからないこれは自信作です。
私の作るお好み焼きは通常のものよりも小さく作ります…その方が食べやすい。
あとグルテンが無い分生地が柔らかいので、ひっくり返しやすい大きさと思っています。
たくさん作って残りは冷凍に。
おやつにちょうど良い大きさ。
関西人らしくソースを思う存分満喫したら次はずっと食べたかったカレー。
お正月に買った根菜がまだ残っていたので、それを使いたくていつもとは全く違う具材でカレー作りました。
まず冷凍庫の中にあるお肉をごぞごぞ。
思ってたお肉がなくて鶏ミンチで。
お野菜は玉ねぎ、トマト、摺り下ろした人参、ダイスカットのお大根、蓮根、ほうれん草。
後絹さやも入れてみた。
始末のカレーになっちゃった。
けれど、カレーはみんなを受け入れる懐の深さがあると信じて。
結果、想像よりも美味しくできて大満足。
何がって一番お大根を入れるのに実は抵抗あったのですが全くケンカせず、なんだったら一番美味しいんじゃないかと。
これから始末でなくてカレーに入れる為にお大根買うかもしれないくらい。
それくらい美味しかった。
思い出して幸せ。
お鍋いっぱいのカレー、4日間かけて食べ続けて大大大満足。
御馳走の続くお正月に食べたかったツートップを思い残す事なく満喫できて良いスタートダッシュをきれました。
ちなみに昨年から始めたピラティスは今年も6日からスタートできてなんとか続いてます。
数字の結果はまだまだ出てなくて少し切ないのですが、身体の柔軟性がアップ。
屈伸した時そろそろお顔がお膝にこんにちは出来そう。
歩みはのろまですが、身体は少しずつ変わってきている模様。
そんな身体にも耳を傾けて、観察し、美味しいご飯を食べられるように2020年も食いしん坊を楽しめますように。

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