女が喋りで何が悪い! volume15

『備え』

9月1日は防災の日でしたね。

以前、クリニックで勤めていた時、毎年9月1日には防災の心得を読んでいた記憶があります。
そうなんです、読んでいたという記憶はあるのですが、内容は一切覚えていないのです。
阪神大震災は経験しましたが高校生の時で実家のある大阪はそこまで被害もなく
防災に備えなければと自主的な行動はなく
東日本大震災は大阪も揺れはしましたが、生活に支障が出るほどの事はなかったです。
なので防災への意識はかなりかなり低いモノでした。

それでも1人暮らしをするようになり日本各地で起こる天変地異を見聞きする事で少しずつは備えていきました。 ミネラルウォーターはかかした事はありません。
これは自他共に認める水飲みおばばという事もあるのですが。
一時期4種類くらいのお水のケースのストックあり、ちょっとしたビジネスホテルレベルのストックより
私のお家の方が良い品揃えでした。

そして、以前住んでいたマンションの自治会がとても素敵で防災リュックなるものをマンション各世帯に無料で配布してくれていました。
その中身がかなり高クオリティで
防災ラジオ、携帯トイレ、折りたたみ式給水ボックス、防寒用の大きなアルミ製布などなど。
引っ越ししたらしたでこちらも防災リュックくれました。
こちらにも給水ボックスはもちろん、トイレ、ラジオ、そしてホイッスル。
古いタイプは銀色のリュックで家名前、家族が何人かも記入するところがある、ザ防災リュックです。
かたや、新しいお家でもらったのはワンショルダータイプの軽量感のあるタイプ。
この2つを私は玄関のシュークロゼットに入れて逃げる時に持てるようにしています。

あとここにストックされているのはビスケットです。防災ビスケット。
これは高知県にある真面目なでおなじみのビスケット屋さんのものです。
少しでも美味しそうなもの、ここでも食い意地が出てます。
ビスケットもいろんな会社が販売しているのでせっかくなら自分の好みにあうものを用意したらなと。

ここまでは何年か前から用意していた防災グッズです。
それが去年の大阪北部地震以降、備えを少しバージョンアップしました。
あの日、私は前日の夜遅くスペインからの旅行を終え荷物を整理し、ひと段落したところでリビングで寝落ちしていました。
朝8時頃だったと思います。
激しい揺れで飛び起きました。まずしたことは目の前にあるテレビを支えました。
テレビの下には滑り止めシートをひいていましたがそういうレベルではなくテレビが前後に揺れています。
揺れがおさまるとすぐに家族、友人に連絡をとりました。
北部にある実家はリビングに割れ物が散乱して室内で靴をはいて片付けたと聞きました。
その後、スーパーからは火を使わずに食べれる缶詰やレトルト食品、カップラーメンごっそり消えました。
幸い、自宅は被害なかったのでその時に買いだめはしませんでしたが、すこし落ちつてから、缶詰食品など何もなかったのでカレー、魚の缶詰、レトルト食品、お水、お湯で食べれる加工米を購入しました。
あとは乾燥ワカメがいいと。これはもし避難生活したら生野菜を食べれなくなる、インスタント食品が続いた時に乾燥ワカメを入れるだけでもミネラル補給にもなると。
あとは梅干しを小瓶に入れて。自家製なので常温保存でも腐りません。
それにしても日本のドライフーズやインスタント食品のレベルの高さは素晴らしいです。
某アルファ米は白いご飯だけでなくいろんな味の種類が。
五年常温保存できますし、国産米100パーセント、お湯なら15分お水なら60分で食べれるのです。
何個かストックおいて、もし期限が切れそうになれば海外旅行に持っていくのも有りです。
大好きなドライフーズ屋さんのものは常にお味噌汁などのストックおくようにしていて
これは普段の生活で、お味噌汁を作るの億劫な時にも便利です。

そして去年の秋、大阪を直撃した台風時、まずした事はシャワーを浴びてお風呂を済ます。
そして浴槽にお湯をためる、お米を大目に炊く。この3つでした。
地震の時よりも台風の時の方が停電になるかもとこの時思いました。
結果、この時も幸いな事に家に被害はなく、帰宅難民になった友人を我が家に泊めました。
ですが大阪のあらゆる所で台風の脅威を感じました。木々が無残にも根元からへし折れてました。
この台風で私はLEDのランタンを購入しました。
食い意地のせいで食べ物への備えはしていきましたが灯りへの備えは全く怠っていて。
灯りのない恐怖を近くで体験している方を見聞きした事で教訓を得、少しでも備える事は
大事だと思いました。
こんな事では本当に被災された方々からしたら足りないかもしれないですが
ゼロよりも1の方がいいに越した事はないと。

そして、今回また千葉を直撃した台風。去年の大阪でもまだ暑くて大変だったのに、それよりも猛暑が続く今の千葉ではもっと辛い環境で皆さん過ごしてはるのではないかと察します。
今回、台風後、東京近辺の交通情報は多くしていました。
それも大事な事ですが台風で日常の生活を送れない方達の情報も必要なのではないかと。
去年の台風時関西ローカルだからなのかすぐに被害の現状を伝える報道ありました。
どうすれば良いか専門家の話もその時多く聞けました。
関東ではこの状況がこちら関西よりは報道されているのでしょうか?
正直新しい閣僚が誰になったかよりも知りたいニュースかもしれません。
(あくまで作者個人の意見であり、この意見がサイト全体の考え方を集約したモノではありません)
どうか少しでも早くライフラインが復旧して劣悪な環境が改善されますよう願うばかりです。

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