女が喋りで何が悪い! volume21

『お正月』

 新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
皆様、どんなお正月をお過ごしになられたでしょうか?
最近の私はもうルーティンのように“手作りおせち”を持参して実家に帰ります。
毎年31日に夜なべして寝ずにおせちを作り、朝、お重に詰め、母が迎えに来た時は、お台所は大惨事。
お重に詰める係の私とお台所を片付けてくれる母。
本当にありがたいです。
けど今年は少し違ってました。
毎年元旦に仕上がるおせちですが今年のおせちは私のおせちを食べてみたいと仰って下さる方がちらほら。
31日引き渡しとなった為、30日に夜なべしました。
第1便のおせちの引き渡しは31日のお昼。
必死でお重詰めし、お渡ししてから昆布巻きを入れ忘れてる事に気づきました。
今年の昆布巻きは美味しく出来たのでとてもショックでした。
バタバタしているとロクな事はありませんね。
 その後、少し仮眠をとり残りのおせちの仕上げに取り掛かります。
お煮しめ作成から。
飾り切りが多いですし、個別の下茹でがいるので意外と時間かかります。
去年は買ったはずの小芋がなくかなり落ち込みましたが、今年は海老芋落とさず持って帰れたので無事お煮しめ出来ました。
味を含ます為に炊いた後、自然の冷蔵庫、ベランダにて冷やします。
残りのおせちの処理を終え第2便のお重詰め、ちょうど紅白で真っ白なフリフリのドレスを着た聖子ちゃんがメドレーを歌っている時に出来上がり、取りに来た方とあのドレスを着れるのは聖子ちゃんしかいないよねと唸りながら見てました。
本当、若ければ着れるとかではなくあのフリルのワンピースは普通の人は着れない。
お肌の白さも磨きがかかり、2人で感嘆しながら口ずさみました。
そうこうしている内に毎年恒例のジャニーズカウントダウン。
これを見なければ年越せません(笑)なんでしょうか?
普段誰かのファンでもないのに見なければならない。
ちょうどまたまた友人が来て2人でまたまた口ずさみながらの年越しでした。
我が家のおせちを詰めなければなりませんが、なんだかやりきった感があり乗り気にはなりませんが、詰めなければなりません。
今年は何年か前に購入した山中漆ではなく先日市場に行った時にがらくた屋さんで目に留まった新品の漆塗りのお重に詰める事にしました。
コレが本当に良い買い物で。
立派なお重なのです。
しっかりとした厚みのあるずっしりしたお重。
梅と菊の絵が描いてあり、秋から新春に使えるのも素敵。
お重の深さも昨今の物より深みがありとても詰めやすい。
そして新品。
これは本当に良い買い物納めを出来たと。
1つだけ残念のは3重でない事。私的にお煮しめを入れるお重分がない。
この点を除いては本当にパーフェクト。ちなみにお値段もびっくりするくらいの安さで。
母曰く、良いお重を持ってても使いこなせない人がたくさんいるのよと。
確かに漆のお重の扱い方は手間がかかります、その手間も愛おしいのになぁー。
晴れの日だけでなくデイリーユーズしていこうと、おせちの次は何を詰めるが妄想するだけで楽しいです。
今一番の候補はお稲荷さんです。こういう妄想も本当に大好きです。
 さて、お重に詰め終わり、年明けはしましたが年越し蕎麦を食べます。
鴨ミンチでお団子作り濃いめのおつゆを作っておきましたので、つけ麺にして食べます。
美味しかったー。
今年、たまたまかも知れないですがSNSで年越し蕎麦、鴨鍋の締めのお蕎麦を召し上がっている方多く見かけたような。
鴨美味しいからみんなの気持ちよーくわかります。
いつもは海老天派でしたが鴨蕎麦もアリだなと思った年越し蕎麦でした。
 元旦を迎え、母がいつもように迎えに来てくれ準備して実家へと。
実家の近くに神社があり、その近くはいつも参拝される方で大渋滞、もう一つのルートも大きなモールがありそこもダメ。 
いつもは絶対に通らないルートで帰ると渋滞に巻き込まれる事もなく到着しました。
ここから私の上げ膳据え膳生活が始まります笑 まずはお雑煮とおせちを。
私は餅米で作られたお餅が苦手なのでお餅なしのお雑煮を食べます。関西ですがおすましが、我が家のお雑煮です。鶏のお出汁がきいてるお雑煮です。
焼き餅をどうやら入れてる模様。
お雑煮は子供の時から苦手でした。
たくさん食べた後にお餅食べるなんて!って思っていましたし、お餅に色々お野菜がついてる見た目も苦手でした。大人になっても変わらずです。
子供の時から変わらない事がまだあり母の用意してくれるお正月のメニューは自家製巻き寿司とエビフライ。
これはおばあちゃんの家でずっと出ていた定番メニューです。
子供達にも食べれるメニューという事でしょうが大人になっても続いています。
何故だかエビフライの横にはイチゴが添えられていてきっと華やかさを演出しているのも昔から変わりません。
ここから食っちゃ寝食っちゃ寝を繰り返します。
お年賀でもらったカヌレの盛り合わせや、昼寝を終えるたんびにフルーツが出てきたり。
次目が覚めたら晩ご飯でした。
これは、もーでぶまっしぐらな自堕落な生活。
元旦の夜中ですがもうお腹が苦しい。
これが何日か続くのに頑張れ私の胃腸です。
頑張ってまでもこのぐうたら生活を楽しまなくても良いと思うのですがダラダラしているお正月、全く嫌いじゃないです。
お正月に旅行に行きたいという気持ちも起こりません。
今年も食べ物の事が頭から離れない1年になりそうな予感しかありませんが、お正月が終わればピラティス頑張ると今の時点では思っています!

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