占い、はじめました

⑫『宿曜占星術』【2020年10月】

お邪魔したのは都内某所、占いの館。
ブースがいくつかあり占い師さんもたくさんいます。プライバシーは守られる設計になっているようで、声があちこちから聞こえますがお客さんの顔も先生の顔も、自分のところ以外は見えないようになっています。
先生と私の間には、ビニールカーテンがぶら下がっております。
今回選んだのは東洋の占星術といわれる「宿曜占星術」。
生年月日を伝えた後、まずは仕事運から聞いてみます。

司さんは昴宿(ぼうしゅく)ですね。
仕事運、すごくいいです。自分の考えを仕事にも反映させたいと思っている人ですね。まわりとだんだん合わなくなってきて、「めんどくさい」ってなってきちゃうこともあります。

―――いまそんな感じです。

今は物事をすごく気にしやすい時ですね。センシティブにとらえやすくイライラしやすい時期。本来はそういう人じゃないから、居心地悪くなっているかもね。

―――まさにいまそんな感じです。会社にいる時のストレスが半端ないんですよ、ジャストナウ。すごくイライラしています。

よくいままでおさえてこられたなって。

―――すでに漏れてます。抑えられていないです。

それを過ぎるのはいつか、っていったら来年の1月7日まで続いちゃうの。今は我慢する時。現時点のイライラで、いままで培ってきたものを壊してしまうのはもったいない。1月8日になればまたもとに戻るから。あと数か月、なるべく感情を抑えてみて。

―――あと2か月・・・。頑張ります・・・。今の仕事も別に嫌いじゃないんですけど、今置かれている立場がすごく窮屈で。一回これを断ち切るのも良いのでしょうか?

良いですよ。上り坂だから、このあとは。個人で仕事をするのはすごく良いですよ。好きなことをやるっていう方向性、趣味を仕事に活かすのもすごく良いです。
来年の5月から7月、非常に運気が良いんですよ。その期間に再出発ができればとてもいい。なるべく7月にかからないほうがいいので、5月17日から6月20日までの間に出発できるといいですね。2022年も大変よろしい。来年からの2年半くらいは良くて、そのあとの2年半は足を引っ張られたりすることが起きやすい停滞期に入ってしまいます。だからそこまでになんとか地盤を固めておいて。来年からの幸運期の次に来る停滞期に向けて、現状維持できる体制を作っておいてほしいんです。

―――なるほど。

5年計画くらいでいきましょう。もともと金運はあるので大丈夫。そこは心配いらないです。あなたの「白黒はっきりさせたい」という性格上、品の良さとそのバランスをどうするか、という見極めが必要になってくると思うので、両方使い分けましょう。セルフイメージ、ブランディングをしっかりしていくことですね。来年の6月20日までに方向性を決めておくといいですよ。

―――海外に行ってみたい、という願望もあるのですが。

どうせいくなら、2022年。そこは外にでたとしても悪くないですね。来年のうちに資金繰りなどを全部きっちり済ませておいて、再来年に実行する。2022年は結婚がセットになっているので、旦那さんが海外の人になる、っていう可能性もあります。

―――なんと!

外国は向いていますよ。あなたは海外にいる方が自分を出しやすい。行ったら戻ってこないかもしれませんね。2022年の前に知り合うのかな、いや、2022年に知り合いますね。これもセットですね。行くなら2022年の4月くらいに渡航して、2か月の間に現地の方と知り合って、っていう流れになりそうです。2022年は、12年に一度の幸運期ですよ!

―――12年に1度ですって!?ちなみに先生、方角とかは・・・?

ですね。

―――東・・・。カナダかドイツかっていう選択肢が実はあるんですけど。

まあ、地球は丸いですからね。ぐるっとまわれば西でもいいですよ。

―――いいんだ(笑)!!

東まわりで行けば良いんです。

―――素敵な解釈・・・!!でも先生、カナダも、カナダまわりで行くドイツも東というより北東ですよね。

そうですね。でも悪くはないですよ。ドイツならカナダの方がいいかもしれないですね。

―――そうですか。

カナダに行ってから、ドイツに行く、でもいいかもしれないですね。

―――全肯定、ありがとうございます(涙)。前回とは大違いの結果、大変嬉しいです(心の声)。

あなたにとって移動することは良いことなんです。すごく活性化します。よくいままでおとなしくしていましたね、ってくらいエネルギーがある方なので、そのエネルギーを使うことが重要です。

―――エネルギーがある、って初めて言われました。

ありますよ。軽やかに動ける年になりましたね。

―――年?

年齢がね、第二ステージに入ってるの。活動的にしたいっていう一幕。文学少女のような夢見る女の子だったのが、外との関わりを経て自分の思いをどんどん外に出せるようになってきているっていうのが今なんだろうな、と思います。

―――そのとおりかもしれないです・・・!

動いちゃった方がいいですよ。海外行ったらもう帰ってこない感じもしますけど。もちろん帰ってきてもいいんですよ(笑)。

―――はい(笑)。2022年に海外で知り合うと言っていただけたのも非常に嬉しいのですが、恋愛に関して、今とか、2022年まではどうなのかと・・・。

時期的にいくらでもありますよ。まずは来年の4月23日~6月10日。あとは10月30日~12月12日。男性運が上がるんです、この時期。出会いやすい時期です。あなたは1人ずつしか愛せない方なので、1個ずつ(笑)チェック入れながら、前に進んで下さい。

―――精進してまいります(笑)。

3段階くらいみてほしいんですよ、ほんとは。あなた早いのよ。2段階くらいで相手に見切りつけちゃったりするから。

―――(笑)。

3段階くらいみて、そこではじめてどうするか決断してほしいですね。

―――日々精進していく所存です。

昴宿の人って、自由さとか、自分の中のエネルギーを本来発散させなきゃいけないのに、品があるというか、おとなしくみられる人が多いんです。でも中には行動的だったり、自由だね、って思われる人もいて。自分の品の良さを活かしてブランディングするといいと思いますよ。本来、自分のイメージを壊さずにまわりとの兼ね合いを考えて生きていくと楽に生きられるはずなんだけど、あなたはもう次の段階にきてしまっているので。そろそろ自分を出していっても良いと思います。

―――いままでのイメージを壊して、素を出してブランディングしていいということですか?

もちろんです。次のあなたのブランディングが必要な時期です。昴宿っていい子ちゃんが多いので、そこから先になると、自分らしさっていうところに立ち返るんです。それがちょうど今くらいなのかなと思います。

―――そうかもしれないです。

かといって破天荒な感じではないですよ、いままでの自分がいるから。いままでの自分を土台にしながらステップアップしていくのが良いです。器用な方なので、自分の好きなことを学ぶことによって、それを仕事に活かすことができますよ。西洋占星術でみてもそれは共通項。

―――西洋占星術だと私、魚座なんですけど。

魚座だから奉仕的といわれると思うけど、違和感あるんじゃないかな?

―――めちゃめちゃあります。

今後は牡羊座よむといいですよ。

―――え?

西洋占星術だと星って10個あって、あなたは牡羊座が3個あるんですよ。太陽が魚座なので、世間一般でいうと魚座なんだけど、一番多いのは牡羊座。だから正直だし、お世辞が言えない。

―――へー!!当たっています。

双子座も持っているから、これからは魚座と牡羊座と双子座、3つ見るといいですよ。

―――今後は見てみます!!

あなたは活動的にした方が自分らしくいられる人。軽やかに、学習意欲を失わず世の中に出ていくことで開運になります。語学を学んだり、人に教えることでも開運になる。

―――実は勉強も、今の方がやりたいんですよ。学生の頃よりも全然、今の方が学びに貪欲になっている気がするんです。

そうでしょう。もう一度、ちゃんと勉強をするのも良いですよ。すごく良いです。学習のし直し、情報を取り入れる、とかはあなたにとって非常に良いことです。

―――そうかー。私、牡羊座だったんですね・・・。「人に奉仕するのが好き」とか「恋人には尽くすタイプ」とかいつも書いてあるけど全然当たってないなって思っていましたよ・・・。

どちらかというと、自分主導でおつきあいしたい人ですね。自分のいうことを聞いてくれる人で、旦那にしたい人しか目にはいらないので、遊びで付き合うなら友達感覚っていうのがベストです。結婚につながる日付をお伝えしたのもそういうことだし、出会いの期間を伝えたのも、お友達をつくる感覚でどうぞ(笑)。

―――なんだか今後が楽しみになってきました。先生、ありがとうございました。

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