占い、はじめました

⑨夢占い【2020年7月】

東京はもうすぐ梅雨が明け本格的な夏がやってきそうな気配です。
コロナ感染者数も日々記録更新しており、緊急事態宣言こそ出ておりませんがむしろ4月よりも状況は悪くなっているように思えます。
そんなわけでまた今月も占いに行くことができませんでした。これで占いに足を運ばずの第4弾。今月はちょっと違う角度からお届けしようと思います。

みなさん、夢ってみますか?
将来の夢ではなく、夜寝ているときに見る夢です。
普段全く夢を見ないという人もいるでしょうし、毎日のように見る人もいるでしょう。ちなみに私は後者で、毎日2~3本立てくらいで見ます。
というわけで今回は、「夢占い」にしてみました。
時に、近い未来の出来事を暗示する(予知夢)こともあるようですが、基本的には夢に出てきた印象的なものをキーワードに、現在の己の深層心理を読み解きます。心理学者のフロイトとユングによる夢の解釈や、夢のメカニズムなどを紐解いていくと長くなってしまうので、ここでは割愛させていただきます。
他人の見た夢の話ほどつまらないものはない、とも言いますが、しばしおつきあいいただけますと幸いです。
つい先日私が見た夢の内容です。


1人で特急電車に乗っている。
混んでいるので、隣の車両に移動する。
職場の同僚グループらしき4人組(男2女2)の近くに座ると、話しかけられ名刺を渡される。渡された名刺をじっと見ると男性はプロの空手家で、もう1人のチンピラっぽい出で立ちの男性は彼のマネージャーだという。女性たちからも名刺をもらったが、あいにく私は名刺を持っていなかったので、「後日メールしますね」と伝える。
いろいろ話をして盛り上がる。

その後私は電車を降り、高校の同級生(Aさん)の実家へ遊びに行く。
Aさんは不在。彼女のお母さんにお茶をいただきのんびりしていたところに帰宅。
夕方になってきたので私もそろそろ帰ろう、と思い外に出る。
すぐに鞄を忘れたことに気づく。
戻って自分の鞄をかき集める。たくさんの荷物をかき集め、外に出る。
(こんなにたくさんカバン持っていたっけ?という疑問は夢の中では一切湧かない)
外には同級生が他にもたくさんいて、座って夕日を見ながらくつろいでいる。
しばらくして私も家に帰る。

気づいたら高校の同級生(Bさん)と一緒に自転車で並走している。
(あと2人くらいいたような気がするが、ぼんやりとした記憶しかない)
少し前にみんなで飲みに行ったらしく、そこでCさんが説教されたことを嬉しく思い、そのお礼として8月30日にみんなを映画館に招待すると言っているらしい。
「司も行く?」と聞かれたが、私はその飲み会に参加しておらずCさんに感謝されてもいないので、どうしようかなと思いつつ「行けそうだったら行く」と曖昧な返事をする。
Bさんと2人で踏切を渡り、T字路にさしかかる。
このT字路はほとんどの人が右に曲がるので、Bさんも右折すると思っていた。
「じゃあ、私は左に行くから」と別れようとしたら、Bさんも左折して私についてきた。
雑木林みたいな場所の駐輪場で、Bさんは急に自転車を止める。
散歩でもするのかと思ったら、すぐ隣にあるジムに行くらしい。
私はジムにはいかないので、「じゃあね」と言って帰る。

―――長文、失礼いたしました。ご辛抱ありがとうございます。
ちなみにABCさんは実在する私の同級生で、電車で会った4人組は知らない人です。

【キーワード解説】

電車:運命の行方。運勢の状態。仕事環境・人間関係の変化。物事の節目。
電車に乗る:運命・環境の変化。人間関係等で悩みを抱えている
見知らぬ異性と隣りあわせている:その人物が将来の恋人になる。その人物と巡りあう。
電車を降りる:自分から現状の課題を放棄する特定の問題や状況からの決別

名刺:地位・挨拶・メッセージ。自己アピールしたい気持ち。自分らしさの表現。なんらかのチャンス。アイデンティティ。身元・本体。
知らない人から名刺を受け取る:対人運や周囲からの評価が高まっていることを意味する
それが異性の場合:恋愛運が上昇しているサイン
人の名刺をじっとみる:恋愛運上昇。異性から好意を寄せられている可能性が高い

鞄:義務、仕事、勉強、感情、欲望、思考、大切なものアイデンティティ。計画、社会的地位、能力、個人の特質、財産、思い出、憧れ、恐れ
荷物:義務、責任、計画、自分の人生で作り上げてきた習慣や態度、情緒的雰囲気、思考形式、親であること、子供。人生の重荷。過去の経験、怒り、否定的な感情、性器、女性

集める:手元に置いておきたい気持ち。手放したくないものや忘れたくない思い出。整理と確認。力を呼び起こすこと。

夕焼け:くつろいだ状態。穏やかで平安な気持ち。人間関係の終わり状況終結

自転車に乗っている:努力をしている。目的のために周囲との調和をはかっている
自転車のペダルをこぐ:必死になって耐えている状態

右:与えること、創造性、直感、神への気づき、正しい方向、正しさ
左:迷い、受け手、理性的、理知的なもの、女性
道を左折する:間違った方向を意味することがある

友人:自己の分身、運気、人間関係、その友人が象徴する時代、その友人に対する気持ち
昔の友人:救いを求めている時。人間関係に変化が起こる。

8月30日:重要な数字。その時刻日付に起こる出来事の重要性
(※8:30かもしれないし、文字通り8月30日かもしれない。)
未来の日付は吉。未来は「今後作り上げていくもの」「可能性」を象徴する

【考察】

自分が大切にしている女性としてのアイデンティティを守りたい。
人間関係に悩んでおり、調和を図ろうとしているが無理となれば対話を放棄し、決別の可能性も。
→これ、まさに最近の私の状況を表しています・・・(涙)! 関係の終わり、変化、が出過ぎている・・・(涙)。左折が間違った方向を示しているので、「目の前の問題を放棄するな」という警告なのかもしれません。

恋愛運上昇中。
→実感はないですが・・・空手家かチンピラと出会うのか・・・!?(笑)

8月30日(あるいは8:30)に重要なことが起こるかも。
→これはちょっと楽しみです。良い出来事だといいのですが。(未来の日付が出てくるのは吉夢らしいので、ここには期待をしつつ・・・!)「状況の終結」と単に「人間関係の変化」というワードも出ているので、今こじれている人間関係が良い方向に転じると良いなとも願いつつ。
以上、心の中でもやもやと考えていることが表出してしまいました。
しかし夢に出てくる友人とは夢の中で実際に会っている(その人の想いをキャッチしている)という説もあるので、久々にABCさんに連絡をとってみようとも思いました。元気にしてるかな~。
みなさんもぜひ、気になる夢を見たらその意味を調べてみてください。
やっぱり私、悩んでいたのね・・・とか、今の自分を冷静に振り返るいい機会になると思います。

【参考】
「夢占い~キーワード辞典~」マリィ・プリマヴェラ/永岡書店
「未弐の夢辞典」/無料サイト

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