占い、はじめました

⑥星座占い【2020年4月】

2020年も4月になりました。もう下旬です。
日本でも各地に緊急事態宣言が出され、都市から人が激減しています。
ありとあらゆる商業施設に休業要請が出されている今、「占いに行く」ということが実質的に不可能となっています。

平素、街の占い店には「手相」「人相」「タロット」「九星気学」「四柱推命」などなどたくさんの種類があります。その中ではほとんどみかけない、けれども私たちに一番身近でオーソドックスな占い、それはずばり「星座占い」ではないかと思います。
たいていの人は、ご自身の誕生日によって割り出される星座をご存知なのではないでしょうか。雑誌の巻末によく掲載されている「今月の占い」なども、多くがこの「星座」によるものです。

と、いうわけで今月は。
「占いに行くことができない」ことを逆手にとってみることにしました。
普段占い店ではあまりみかけない「星座占い=占星術」による占いの結果を、インターネットや本を参考にまとめてみようと思います。


そもそも占星術ってなんだろう?と思い調べてみると「地球上の特定の場所から見て星がどこに位置するかをもとにその人の性格や才能、運勢などを占う」とあります。特定の場所といっても、自分が西洋にいるのか東洋にいるのかで違ってきますよね。私たちがよく目にしているのは、西洋占星術。バビロニアを起源とし、のちにヨーロッパで発展した占星術とのことです。10個の惑星(太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星)が生まれた時にどこに位置していたかを示す「ホロスコープ」と呼ばれるチャートによって占います。その際、星の位置を示す座標として使われるのが「12星座」。
太陽は約1年かけて地球のまわりを1周します(地球からみるとそう見えます)。太陽の通り道を黄道といいますが、黄道上にたまたま12の星座があったため、12の星座で占われる、ということらしいです。私は魚座なのですが、それは自分が生まれた時間に地球から見てちょうど太陽が魚座の上を通っていたからということらしい。ふむふむ、なるほど。
調べを進めていくとどんどん深みにはまっていきそうなのと、だんだん分かったような分からないような気がしてくるのでこの話はいったんここまでにして、次に魚座の運勢をみていこうと思います。

【魚座の基本的な性格】
感受性が強い 責任感がない 夢想家 クリエイティブ 想像力に富む 現実逃避
当てにならない 優しさ 自己犠牲 フレンドリー 慈善 非現実的

昔からどの占いを見ても絶対に書いてあるのが「夢見がち」・・・重々承知しています。

【魚座の仕事運アップのためのカギ】

興味を持ったことはすぐ行動に移す

→何かに心を動かされた時にその本質を一瞬でつかみ、把握し、行動できる魚座。
が、その感覚を維持できるのはほんの一瞬。変わり身が早いので明日になると興味の対象が変わってしまうことも。
→今日思いついたアイデアは今日中に企画書にしてしまおう!

ひとつの仕事にこだわらないこと

→集中力が続かない魚座。むしろ気が散るままにいろんなことをやっていくのが吉。
あれもこれも手を出すのは効率が悪いように思えるが魚座の場合は逆にはかどる。
→流れるように変化する水の中でこそ最も生き生きと泳ぐことができる。

情報を整理するな

→魚座の仕事のカギはインスピレーション。情報をきっちり整理せず、むしろ目にみえる場所にたくさんの情報を積み上げると良い。思いついたことをメモした紙をあちこちに貼る。終わった仕事の資料も捨てずにとっておく。あれ?これ、なんだっけ?と見返すことにより、新たな創作のインスピレーションとなる。

この、最後の「情報を整理するな」という項目が一番心に響きました。
机の上に何もない人、いるじゃないですか。プロジェクトが終わるごとに資料を整理して捨
てる人。そういう人の机っていつも綺麗で、大体仕事ができる人なんですよね。
私は真逆で、後で役に立つかも、と思っていろんなものを取っておいてしまう癖があります。
日記でも手帳でも手紙でも、写真やチケットの半券、途中まで何かをメモしたノートなどな
ど、部屋や実家や職場、ありとあらゆる場所に点在させています。とっ散らかっていて良く
ないな、いつかちゃんと整理しなきゃな、と常々思っていたのですが、このままでいいん
だ!という目から鱗感。いろんなものをため込んできた私は間違ってなかったのね!とい
う気持ちになりました。
これらを見返して頭の中を整理するという作業を、外出自粛の今まさに始めようと思って
いたところでした。→よし、すぐやろう!

【魚座の決断/選択】

優柔不断で居続けよう

→魚座は優柔不断とよく言われる。でも実は迷っているわけじゃなく、自分でどうしたいかはわかっている。周囲の期待や世間の常識に惑わされているだけ。過去の思い込みやこだわり、「こうあるべき」を捨てれば誰よりも自分らしく生きていけるはず。

変わり続けてブレ続けよう

→魚座は何にでも適応することができる究極の水の星座。自分を定義せず、枠にはめこま
ず、状況に応じて一番いい形に自分を変えていこう。

【魚座の恋愛】

現実に戻してくれる人が良い

→共感力の高い魚座は、必要のない人とも共鳴してしまう。一時的ではない、価値観を共有できる人、魚座に足りない現実感を補ってくれる人が最良の相手。

【魚座の2020年】
2018年頃から進めてきたものの活動が一気に開花する年。
今の魚座はかなりギラギラしていて強運の中にいる。「こんなことできたらいいな」で終わっていたのが、具体的にすぐ隣にいい話がやってくるような、やる気と機会が結ばれる現象が多くなる。だからこそ、協調性や反省も大切になってくる。のんびりと、暴走を!

自分の星座が持つ性質を、いろんなところから引っ張ってきてまとめるという作業はあらためてやってみたらとても新鮮でした。
優柔不断なのも飽きっぽいのも整理整頓ができないのも思考が散漫なのも自覚していたのですが、それはあまり良くないことだと思っていたので、これでいいんだ、って開き直れたのは良かったです。いや、良くないのか??
さらっとしか読んでいなかった巻末占いの数行はいつも心に残ることなく流れて消えていきましたが、今回はちゃんと残った気がしています。みなさんもぜひ、ご自身の星座をいろいろ調べてまとめてみてください。頭が整理されてオススメです。

冒頭で、占星術の占い師ってあんまりいないよね、という話をしましたが、ちゃんと調べてみるといらっしゃいました!(そりゃいるわな。失礼いたしました。でも数自体少ない印象)
コロナが終息し、無事に街に出られる状態になった暁には、「西洋占星術」の先生に鑑定してもらうべく、占い店へ足を運んでみようと思います。


【参考資料】
「しいたけ.12星座占い」しいたけ./KADOKAWA
「魚座の君へ」鏡リュウジ/サンクチュアリ出版
「3年の星占い2018-2020魚座」石井ゆかり/文響社

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