It’s a 笑 time!

Episode17

主人は、時々、変なものを拾ってくる。
嵐の翌日、浜辺や道路脇に流れ着いた 木の枝、木の株など

『えーっ、どうするの? どこに置くのよ〜』
と言う私の声に、彼は聞く耳は持たない。

確かに、自然な造形で、面白い形をしているものもあり

後は、それをどう飾るか、に、二人で知恵を搾ることになる。

木の切り株は、
テーブルにするには小さすぎるし…
というわけで、猿を座らせてみた。

この置物は、申年の主人に私がクリスマスにプレゼントにしたもの。
彼もよくヘッドホンをして音楽を聞いているし、お金も大好き(苦笑)
ドル札に見える束は、普通のメモ帳なんですけどね (笑)

リフォーム工事中の我が家の写真をご覧ください。

我が家は、リビングの一面を作り付けの家具にしてあります。
真ん中がTVボードで、右側の壁のような部分は
ッシュして倒すと、簡易ベットになる。
本棚やサイドボートも中は見えないように扉をつけたが
アクセントをつけるよう、一部だけ、インテリアとしてオブジェを飾れるようにした。

エジプトのパピルスっぽい絵柄を描いたオブジェは、上部中央に置いてみた。

こうして見ると芸術作品みたい?!

ミモザの季節、こんな風だった場所には

片方無くしたDiorのイヤリングや蛇のブレスレットなどを飾った枝を置いた。

ガラスの花瓶のように見えるのは、実はデキャンタ。

テレビは毎日見ているので、上下左右にあるオブジェにどうしても目がいく。
そうなると、またまたインテリアを変えてみたくなる…

ということで、現在は、こんな感じになっている。

上には、インドネシアで買ったブッダの置物を
(夜は、ライトアップされる)

テレビボートの下の隙間には、上にあったオブジェと
その横には、曲くねった枝に、這うように蛇のブレスレットを飾った。
左側のデキャンタは、東京の下町の骨董品店で買った陶器に変えてみた。

また別の日、今度は、椰子の葉を拾ってきた。
市の清掃係が廃棄しようとしていたものを
『あっ待って待って、後で引き取りに来るから』
と頼み込んで、友人に車を出してもらい、運んできたのが
これ↓

確かに、根っこまで残っていて面白い、とも言えるが…
主人は、嬉々として、きれいに洗って、2種類の金色に塗った。

椰子といえば、バルコニーから見える椰子の木
実がなったり、枯葉になったり
とにかく、重そうで

強風が吹くと、あぶない気がしてならなかったのだが

ある日、植木職人?! がやってきて
ものの見事に、カットしていった。

それを窓から見ながら、
「あっ、また拾ってこようかな」
と、うずうずしていた主人。

私は、それを全力で制して
「そうだっ! (あの椰子みたいに)髪をカットしましょう!!」
と、主人の髪を切ることにした(笑)。

スッキリさっぱり…とても爽やか……

と言いたいところだが、後頭部が少々虎刈り。
それを知らない彼は (そうですよね、見えませんものね…)
いい感じ、と、ご満悦(苦笑)

心の中で
「ごめんね、ごめんねぇ〜(古い?)」
と言いながら

(早く伸びますように)と
これまた心の中で手を合わせた。

私は、事ある毎に、彼の後ろ姿を眺め
虎刈りの伸び具合を日々チェックしている。

以上、なんとも平和な私たちのジャンク・アートな生活でした。

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