Takami room

『いつでも傍に…』

「刺繍をする」
ということを現わす時
「いつでもどこでも楽しめる手芸」
と表現されているのをよくみかけます。

仰る通りで
道具さえ手元にあれば
確かに場所を選ばずにできます…

したこと、あります
座ることもできない満員電車の中で…

状況説明から受ける直感には反していると思いますが
集中できて、とても仕事が捗った記憶があります。

「電車に乗って移動するのに…
刺繍のお道具をもっていたのですか?」

の問いに先にお応えしておきます(笑)

「ちょっとソコまで的なお出かけ以外は
常に刺繍のお道具、持っています。
いつでも、どこでも…です。」

これは環境のなせる業で
幼少期から、気づけば母は
静かな佇まいで刺繍をしていました。

母へ視線を向けると
手元にキレイな刺繍糸を携えて
一針ずつに想いを込める様に
刺繍をしている母がソコにいました。

正にいつでもどこでも…です。

そんな母から受け継いだ
“刺繍の作品”も然ることながら
色を楽しみ、心を込めて
刺繍をするということ

これからも大切にしていきたいと思います。

今、むしょうに刺繍がしたいです(#^^#)

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