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『ビーズ ~ 中編』
(ご注文をいただいてから完成、お届けまで)
作品の大きさや形、使うビーズの種類などによって製作期間が変わります。
ビーズによる洋服の制作は承っておりません。
付け襟や袖の飾りなど、服飾品についてはホームのページ「CONTACT」をクリックしてお問合せください。
(通常、2日以内の返信予定ですが、曜日によって回答にお時間を頂戴する場合がございます。ご容赦いただけましたら幸いです)
『ビーズ ~ 中編』
『後編へ続く』…としておきながら
『中編』って…ですよね💦
掘り下げれば掘り下げるほどに
ビーズはとっても奥が深くって…
アレもコレもとなって
全3回でお届けすることとしました。
ガラスビーズと呼ばれるビーズはいろんな国で製造されていますが
その中でも“シードビーズ”と言われる小さなビーズを商業用に作っているのは
日本とチェコとフランスとインドだけ。
この4か国で創られる“シードビーズ”には
それぞれの国でそれぞれに特徴があると言われています。
チェコ共和国で創られるビーズはその形に
フレンチビーズと称されるフランス共和国で創り出されるビーズはその色合いに
インドのビーズは表面の装飾に
それぞれ強い特徴が。
チェコのビーズには様々な形がありますが
その中でも、ダイアモンドなどの宝石の様に
表面にカッティングを施したビーズが
他に類を見ない…といわれるチェコビーズの決定版
小さなシードビーズに施されたシャープなカッティング。
「チェコのビーズはまるで小さな宝石みたい…」
とイギリスのビーズ作家たちに言わしめたほど。
フランスのビーズは
「さすが芸術の国フランス」
と世界中から賞賛されるだけあって
微妙な色合いを表現した中間色の数が豊富!
フランス現代アートでは
フレンチビーズを使った作品も増えてきているらしく
混ぜ合わせて作る絵の具の色に負けないシードビーズの色合いだとか。
Métroの駅の入り口を彩る巨大なビーズ細工
@パレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーブル駅
インドではビーズの外側に
金や銀を混ぜたガラスで突起を作るという
表面デザインが特徴的。
もちろん他にもインドならではの製法があるのですが
何より気になるのは
製法や出来上がったビーズに
様々な神様のお名前がついているということ。
賛否両論あるとはいえ
長い歴史の中、インドという国で
ビーズがどれほど人々の生活と密着したモノだったのかが
うかがえるお話ですよね~
世界中でこんなにも素晴らしい様々な特徴のビーズが息づく中
「日本のシードビーズは世界一」
とハイブランドのデザイナーたちがこぞって称えてくださる
日本のビーズ!!
その素晴らしき特徴とは…
続きは後編で…