ちょっと横から…Pardon

『旅にアクシデントはつきもの…?!』

タイトル、その通り…
と私は思っているのですが
皆様はいかがでしょうか?

旅先、それも外国でのアクシデントとなると
かなりドキドキします。

コロナ禍を予想だにしなかった昨年
8回、5カ国へ渡航…
そのうち3回、アクシデントに遭遇
その率、3割7分5厘…

10回バッターボックスに立って3回~4回打った
コレを多いと受け取るか、少ないと受け取るかは人それぞれでしょうが
2019年プロ野球選手の平均打率は2割5分2厘ですから
この打率なら確実にリーディングヒッターだと思います。

あっ、失礼…話がかなり逸れていますね…
野球の打率ならば上がれば上がる程良いのでしょうが
海外渡航中のアクシデント遭遇率の上昇はいただけない(苦笑)

アンティークトランク物語  コムロカオル
~ はじめに~   より抜粋
中国語では、文字どおり「トランク」を『行李』と書く。
国際空港や航空会社の中国語サイトでも
この表記を目にするが
漢字文化で育った日本人でも
今や漢字の「行李」より
英米語の”Luggage”やBaggage”の方がわかる
というものかもしれない。
https://nextwave100.net/serialization/antique-story01/

こんなに高いアクシデント被り打率を誇っていますから
かなりヤバめのアクシデントも経験してはいますが
海外渡航でのアクシデントで最も多いのは
到着や出発の際に空港で起こるアレですよね
荷物が出て来ない
出てきた荷物が壊れてるってやつ。

前出のエッセイの通り
最近は英語の表示がどこの国にもありますから
それが最も馴染み深いと言えば…そうなんですけど…

バカンスでの渡航ならば
荷物が出てこなくても諦めて
まぁ、なんとか楽しく過ごそうぜぇ
ってなるのですが
仕事で渡航の場合
荷物が出て来ないは死活問題
帰国までの全てをどう組み立て直そうか
と、一気にとてつもないストレスが襲い掛かってきます。

だからこそ空港で荷物を探したり
アレコレ時間を過ごす時に
その国の言葉を知っているかどうか
というのが大きく影響してくるのです。

もちろん、英語表記はありますが
その下に書かれた
ドイツ語だったりフランス語だったり韓国語だったり
には、ただただ不安増加効果しかなく。
(意見には個人差があります)

ところが昨年、北京首都国際空港で
乗り継ぎの時間が少ない上に到着が遅れている
オマケに荷物が無くなる事件が発生した際
普段より食らうストレスが薄い気がしたのです。

また、話は逸れますが
私の場合、ストレスとは
大型の蒟蒻みたいなモノが紐に吊るされて
正面から顔に向かって当たってくるイメージなので
厚い蒟蒻より薄い蒟蒻の方がダメージ少ない気がして
ストレスが薄いという表現を時折、使っています。

今回、アンティークトランクのエッセイを読んでいて
その理由が!!!

漢字です、漢字。
日本の教育システムで育つ場合
6歳から始まり18~22歳くらいまで
延々と漢字を習い続けます。
そして社会人になったその後も漢字に触れながら生活します。

空港でドタバタ、アワアワなっている時に
表示されている英語の下に漢字があって
それが詳細に読み説けなくても
英単語と組み合わせたら
ドイツ語やフランス語との組み合わせより
圧倒的に正解に近づくまでの時間が短く
それ故、ストレスが薄く感じたのだと。

Baggage Claim
Récupération des bagages

Baggage Claim
Gepäckausgabe

Baggage Claim
수하물 수취
より

Baggage Claim
行李领取
行李→荷物 領収→受け取り
の方がストレス薄くないですかぁ~

もちろん外国語理解能力にも
意見にも
個人差はあるでしょうけど…

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